撮影:小林裕和

7月1日に待望のメジャーデビューシングル『いいんじゃない?/普通の私 ガンバレ!』をリリースした、LoVendoЯ。現在の彼女たちの音とステージを観れば、「元・モーニング娘。の田中れいな率いる~」という説明も、そろそろいらないのではないだろうか。

満面の笑顔とエモーショナルなギタープレイで魅了する魚住有希と、見た目の麗しさからは想像できないヲタク気質と無類のHR/HM好きの闇の住人・宮澤茉凜。バンドの要となるギタリストふたりに、ギタリストならではのバンド観、そして、ギターに対するこだわりに至るまで、とことん迫ってみた。

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  • LoVendoЯ・ツインギター対談/魚住有希&宮澤茉凜
  • LoVendoЯ・ツインギター対談/魚住有希
  • LoVendoЯ・ツインギター対談/宮澤茉凜
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  • LoVendoЯ・ツインギター対談/魚住有希

「あれ? バンドっぽくないのかな?」
という部分もあったんです

──7月1日に待望のメジャーデビューを果たしたわけですが、2012年11月の結成発表から見てきたファンは“満を持して”という気持ちが大きかったと思うんです。ご本人としては、オーディションに合格してからこれまでの活動を振り返ってみてどうでしょうか?

魚住:まさに“満を持して”という言葉がぴったりで。今、メジャーデビューするタイミングで本当によかったと思っています。

元々、オーディションで集まったメンバーだったので、最初は見ている方向が違い過ぎてしまい、バンドとして、出してる音が全く噛みあわなかったんです。ツイン・ギターなのに、ギターソロもキレイにハモれてなかったですし。自分のプレイが精一杯で、お互いの音を聴けてない状態でした。

魚住有希

それに、田中れいなさんという絶対的なヴォーカリストの存在が居る中で、自分たちをどう表現すればいいのかも解らなかったんです。楽曲のことに対しても何も言えない自分たちがいる、ライブのMCにしても「今日のライブはどうですか?」と振られても「楽しいです…」だけしか言えなくて、そこで終わってしまう。毎回いろんな意味で、悔しい思いをしてましたね。

──“田中れいな”という生粋のアイドルがバンド結成、という始まりだったわけですし、バンド畑で育ってきたおふたりにとっては、いざ活動が始まってみたら、想像していたものと違うこともあったのではないかと。

宮澤:実際考えていたこととは全然違いましたね(笑)。普通のバンドがやるような、たとえば、「週1でスタジオに入って、バンド練習をする」みたいなこともなかったり…。

魚住:「バンドメンバー募集」というオーディションだったので、「バンド活動していくんだ」という意気込みはあったんですが、実際フタを開けてみたら「あれ? バンドっぽくないのかな?」という部分も結構あったんです。

でも、この事務所ならではのやり方、私たちの魅力を引き出す売り方を考えてくださったんで。そこは模索しながらも、やっぱり他のガールズバンドと同じことをしていてもダメだと思いますから。