サイズと重量はプラス傾向

iPhone 6/6 PlusとiPhone 6s/6s Plusでは、デザイン的にはほとんど変わりません。しかしサイズと重量が異なります。

大きさは高さ、幅、厚さとも0.1〜0.2mmほどアップ。重量はiPhone 6とiPhone 6sで14g、iPhone 6 PlusとiPhone 6s Plusで20gも違います。 サイズが微妙に違うので、現在iPhone 6/6 Plusを使用中の人が、iPhone 6s/6s Plusに乗り換えて、ケースを流用して使えない可能性があります。よく確認しておく必要がありそうですね。

画面を押した強さで機能が変わる「3D Touch」

iPhone 6s/6s Plusで新搭載された機能に「3D Touch」があります。これは、画面を押す強さによって呼び出される機能が変わるというもの。iPhoneに搭載されているマルチタッチをさらに進化させたものです。

例えばメール一覧画面で、ちょっと内容を確認したいメールを軽く押す(Peek)と、内容がプレビューされます。 きちんと表示させたい場合には、さらに深く押しましょう(POP)。すると、メールの内容が表示され、返信などができるようになります。

URLアドレスのリンクを軽く押した場合は、Peekとなり、リンク先のWebページのプレビューが表示されます。強く押した場合はPOPとなり、リンク先が開きます。 このほか、写真表示中やマップなどでも3D Touchは有効。これまでの動作に加え、押す力の強さが加わることで、使い勝手がよくなります。

また、ホーム画面のアプリアイコンを深く押しこむと、よく使う機能が表示される「クイックアクション」機能も搭載されています。「電話」アイコンを深く押せば、よく電話をかける人の一覧が表示されるので、そこから選択するだけで電話をかけることができます。 iPhone 6s/6s Plusに搭載されているiOS9では、あらゆる場面で3D Touchを使用することができます。