子どもの失敗は許す!

子どもの幸せを願うばかりに、つい子どもの失敗に厳しくあたってしまうことはないでしょうか?

本来、人間は失敗をする生き物です。大人でも失敗しますよね。
加藤さんは、「失敗を叱ってばかりいると、自信を持った子どもにはなりません。」と言っています。

失敗を叱ることで、失敗を恐れるようになり、自信を失ってしまいます。そうならないためには、”失敗しても大丈夫”という安心感が必要です。

「失敗を許すことが大切。失敗してしまったとき、どうしたらいいか一緒に考えて、もし子どもが一つでも前よりできるようになったら、その変化を具体的に褒めてあげるといいでしょう。」と加藤さん。

小さな成功体験伝えることで、子どもは出来るようになって嬉しい、ママに褒められて嬉しい、だから次からも頑張ろうと思うのだとか。

「失敗は当たり前。成功のチャンス。」と思って、叱らずに、一緒にチャレンジしていけるといいですね。

ママが自分自身を認めてあげて

日々子どもと過ごしていると、イライラして、子どもを叱ってしまったり、ひどい言葉をかけてしまったり、ということもあるかもしれません。ママに心の余裕がないと、子どもの失敗を許すのも難しいですよね。

そのため、ママ自身が「自分の子育てに自信を持ち、頑張りすぎないことが大切。」と加藤さんは言っています。頑張った自分を認めてあげることで、子どもに対してもイライラしなくて済みます。

家事や子育てってとても大変なのに、その割にあまり褒めてもらえないもの。子育てで”自分を認めて欲しい”と思い、子どもを頑張らせすぎてしまうということもあるのでは?

ママも完璧な人間ではありません。「私も頑張っている、この子も頑張っていると思えるといいですね。」と加藤さん。

子どもに”大好きだよ”と言葉で伝える

子どもに、”大好きだよ。”ときちんと言葉で伝えていますか?どれだけ子どもを愛していても、それが子どもに伝わっていなければ意味がありません。

加藤さんによると、「叱られている子どもは、本気で、”ママは自分のことが嫌いなんだ”と思っています。叱られてばかりで”大好き”を言ってもらっていない子は、本当にそう思っています。」とのこと。

ママからすれば、大好きに決まっているのに、きちんと言葉で伝えないと、子どもには伝わらないのですね。

ですが、「無条件の大好きを伝えてもらっている子は、多少叱られても大丈夫です。ママの無条件の愛情という安全地帯のような存在がある子どもは、外の世界で自信を持ってチャレンジできるんです。」と加藤さん。

親から愛されていると感じることで、自分は愛される価値がある、自分はここにいていい存在だ、と自己肯定感が育まれるのです。