書籍『妻が抱える「夫ストレス」』の著者である石原加受子さんは、同書のなかで、夫ストレスに悩む人と悩まない人にはある違いがあると指摘しています。

できれば、こんなことに悩まずに日々、楽しく過ごしたいですよね。早速、石原さんのアドバイスを見ていきましょう。

心理カウンセラーでもある石原さんの元には多く相談者が訪れます。その中の一人と夫へのストレスについて話していました。しかし、なかなかその相談者が自身が夫にストレスを感じていることを認めなかったのです。

実は、ここに大きなトラップがあるようです。結婚をしてしまうと自分の選択が間違ったとはなかなか認めることはできません。夫婦は円満であり続け、あうんの呼吸でなければならないと、何かと仲よくあるべきだと考えがちです。

しかし、石原さんのアドバイスはこの逆です。

「『夫が嫌い』と認めると、毛嫌いしなくてすむ不思議がある」と同書で語ります。まずは仲が悪ということを認めることが大切。むやみに毛嫌いするのではなく、「私は夫が嫌い」と認めた方が、気分が楽になるのです。

“夫を嫌い”になれば、もっと楽になる!

実は「夫のことを嫌い」ということを認めることができないと、さらに意識は夫に集中することに。その結果、夫のことをもっと嫌いになってしまうのです。

「たとえば、夫の下着を洗濯するときなど、臭いすら嗅ぎたくないとばかりに息を止め、指をつまんで洗濯機に入れたりしています。そうやって夫をイヤだと思う気持ちが大きくなればなるほど、自分のストレスも大きくなるという悪循環にはまってしまうのです。
これは自分が『夫を嫌い』と思う気持ちを、罪悪感もあって認めていないからです。もしあなたが『夫を嫌い』だと思うのであれば、そんな自分を悪妻と責めたり、無理やり妻の役割を果たそうとしたり夫に合わせようとしたりするよりは、まず『自分の“夫を嫌い”と思う気持ちを大事にしよう』と決断したほうがいいでしょう」(同書より)

筆者は結婚している男性なので、なんだか複雑な心中ではありますが、「夫を嫌い」と認識するほうが女性にとって健やかな毎日が過ごせるのです。
確かに逆の立場だと、誰かの人生に振り回されて、自分の人生が消耗するのはイヤなこと。しかし、罪悪感からか、なかなか結婚した後は相手のことを嫌いと認めにくいものがあります。

“毛嫌い”より“嫌い”

嫌いと認めずにただただ毛嫌いばかりしていると、意識が相手にいくということも納得できます。ですので、ここは一度、「自分は夫が嫌い」と認めてしまいましょうか。

「そうすることで夫を夫として愛せなくても、『人間として』接することができるようになるでしょう。そんな夫婦も、夫婦としての一形態です」と、石原さんも背中を押します。

「夫婦は仲よくしなければならない」という考えを、一度改めてみてはいかがでしょう。主人在宅ストレス症候群になってしまい、体調を崩す前に。

 

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【夫ストレス】感じてない人って、逆にどのくらい?

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