彼氏が欲しいけれど、なかなかできない…。そんな状態にあると「彼氏? ふたりいます」とか「5人いますけど」みたいな女性に対し、「なぜそんなに!?」「そこまで必要!?」とびっくりするかもしれません。

でも、彼女たちが彼氏を複数人持つ理由はそれぞれあります。今回は、彼氏がふたり以上いる女性たちに、彼氏を複数人持つ理由やメリット、デメリットなどを聞いてみました。

彼氏を複数人持つ理由・メリットって?

寂しく感じずにいられる

「彼氏が3人います。最初の彼氏が忙しくて2カ月に1回くらいしか会えない人で、寂しいしつらいし、付き合ってる意味あるのかな…と感じてから、その彼氏には言わずに何人か彼氏を作ろうと決めました。“分散”すれば寂しさを感じません。

1週間にひとりのペースで会っていけばちょうどいい。私は自分がけっこうな寂しがり屋だと知っているので、1年に6回しか会えない彼氏なんて無理なんです(笑)。

でも、最初の彼はいいところもあるから、簡単には手放せない。3人と付き合うのは、ある意味で苦渋の選択なんです」(31歳/サービス業)

自分の性格をよく理解していて、何がつらい状態か言語化できているからこそ、彼氏を複数人持つに至ったようです。自分にとって心地よい状態を考えることは大事ですよね。

優しくなれる

「彼氏を何人か持つと、それぞれに対してイライラせず、寛容になって、菩薩のような優しい態度で接することができます。

2年付き合っている彼氏に対して、気になるところがいろいろ出てきて、苛立って喧嘩をすることもありましたが、彼氏がもうひとりできたおかげで、私もイライラが収まりました。

おそらく、それぞれの彼氏のいいところ、悪いところを見ていることで、『でも、やっぱりこういうところは、こっちの彼氏の良さだよね』とか、大目に見ることができているのだと思います。ひとりだけだとイライラをすべてぶつけてしまいそう。

ただ、大変なこともあります。名前を呼び間違えないようにしたり、スケジュールを調整したり、それぞれの彼氏の好みを忘れないようにしたり…。私はポリアモリー(彼氏全員の同意を得て、複数の彼氏と親密な関係を持つ人)ではないので、彼氏に他の彼氏がいるとは伝えていないので」(28歳/IT)

彼氏を複数人持つデメリットが挙がったのは、この方からだけでした。確かに、「彼氏公認の彼氏」でない限り、互いの存在を知られてはマズいといえます。彼氏数人のうち、誰かを傷つけないためにも、「墓場まで持っていく」覚悟も必要なのでしょう。