くっきり美眉で美人風(ママ)⇒不自然過ぎて変(子ども)

「時代の象徴と言われる眉の形。だからこそ、ママ達が若い頃、細眉やくっきり弓眉が流行った時代から時は止まったまま。

今もなお現役でその美眉を描き続けていることが、子ども目線では=大げさすぎてすごい変。こうして、不自然な眉は実年齢より+10歳、20歳という判断になるのです」とchihoさん。

この老けメイクを解消するためには、今の眉のトレンドに沿うこと。つまりは自然に見える眉にすることです。

若い頃に抜いてしまった眉毛はもう戻りませんから、パウダーでふんわり自然に見せて、眉尻など足りない部分のみペンシルで足し、眉マスカラで立体感を出すといった“立体感のある自然眉”を作るようにしてください。

ちなみに、眉を描くときの道具を変えるだけでも随分変わります(chihoさん)

ナチュラルにしたくてノーチーク(ママ)=顔が平ら(子ども)

「顔に色をのせることは、化粧が濃くなると勘違いしてしまうことで、チークをいれないママがいます。

しかしママのこの判断が、子ども目線では血色がないことで顔が平らに見えるため、疲れて見える=実年齢より老け見え判断になるのです」とchihoさん。

実際に、色物がリップだけだと口だけに視点を集めてしまうので、顔全体が広く見えてしまいます。

さらに、肌状態や骨格までも強調されて、アラが目立ちやすくもなり、チークをいれないことは、デメリットがとても多いのです。

この老けメイクを解消するためには、チークを入れて顔の中に立体感を作りましょう。

チークを入れることで、頬骨付近の隠したいアラも隠せて若々しく見えます。メリハリ感も出ることから、大人女性にありがちな頬のこける部分も目立ちにくくしてくれるんですよ。(chihoさん)

子育てママは、普段はラフでカジュアルな装いが多いからこそ、しっかりメイクとの対比が強いことで、余計に老け見えさせてしまうものかもしれません。

秋は子どもの行事も目白押し。今のうちに、メイクを見直してみてはいかが?

【取材協力】ヘアメイクアーティストchiho
アーティスト・モデルのヘアメイク、ショーメイクからブライダルまで多様な業界で活躍するヘアメイクアーティスト。学校、企業等の講師として指導も行う。

広告・TV衣装を中心に活動するスタイリスト・ライター。パーソナルスタイリストを日本に普及した第一人者であり、サタデープラス、ズームインサタデー等、NHK、日本テレビ、TBS等TV番組出演・監修多数。長男の受験を機に、執筆業に重きを置く。ウレぴあ総研では、ファッションの枠を超えて、2児のママならではのリアル情報・食・旅をお届けしています。@kunie_11