底知れぬK-POPグループの層の厚さ

INFINITE

この日は、前出の2組に加え、2010年のデビューから6年目のINFINITE、昨年デビューした新人ボーイズグループ、MONSTA X、2014年末にデビューしたINFINITEの妹グループ、Lovelyzも出演し、三者三様のパフォーマンスで会場を沸かせた。

“シンクロ率99.9%”という触れ込みとともに、軽やかな刀群舞で観る者を驚愕させたINFINITEだが、今では大人の魅力も加わり貫禄すら感じさせるほどに。この日も、気合十分のメンバーは、昨年リリースした韓国最新曲『BAD』(しかも日本語バージョン!)『Be Mine』ほか新旧のヒット曲を織り交ぜ、ダンス曲『Back -Japanese Ver.-』からバラード曲『Love of My Life』『Diamond -Japanese Ver.-』まで緩急つけたステージを展開。しっかりしたボーカルが聴かせる成熟したグループとしての厚みも感じさせ、まだまだ進化し続けていることを印象付けた。このステージを観てこれからの活動がさらに楽しみになったINSPIRIT(INFINITEのファン)も多いはずだ。

ライブの1発目に登場したMONSTA Xは、デビュー曲『Trespass』と、『RUSH』というビートの効いた2曲でのっけからパワフルなパフォーマンスで会場の熱を一気にあげた。力強いパフォーマンスから一転、MCではI.M(アイエム)とヒョンウォンがカンペを読みながら日本語で話す様は一生懸命でなんだか可愛らしくも……。

『正直に言おうか』では、ラップの一部を「愛してる」にかえて日本のファンにサービスしたり、『Amen』ではウォノとヒョンウォンがステージを降りてファンとハイタッチやハグをする大サービスもあり、ステージを自分たちのものとして楽しんでいるようだ。5曲のパフォーマンスながら、最後の『HERO』まで、新人離れした堂々としたステージングには目を見張るばかりだった。

同公演で紅一点のLovelyzは、『Ah-Choo』『For You』で春風のような爽やかさを会場に運んだ。清純さとキュートさ。まさにグループ名に違わない“ラブリー”なステージで会場を魅了した。

この日は、MCとしてク・ハラとイ・トゥクも登場。また、BEESHUFFLEがオープニングアクトで出演し、ステージに華を添えた。

放送情報

▼DATV
「Power of K 2016~Korea TV Fes in Japan」ノーカット版 日本初放送
6月18日(土)19時~

▼KNTV
「Power of K 2016~Korea TV Fes in Japan」ノーカットスペシャル版 日本初放送
7月放送

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