心地よい春が過ぎると雨のシーズンに突入!夏を迎えるための季節の変わり目ではありますが、ジメジメした感じはなんとなく嫌ですよね。

そして、特にこの季節の心配事の1つとして命の危険さえある食中毒。実は調理するキッチンや食卓で起こるだけでなく、食品を買う段階から食中毒のリスクは高まっているのです。

今一度確認したい、買い物での食中毒のリスクと予防法についてご紹介いたします。

食中毒予防は、買い物へ行く前から!

5月に入って、すでに30℃を超える暑さ。暑さは食品を劣化させる要因となります。特に35℃前後では食中毒菌が繁殖しやすいので、この時期は買い物に出かける前、から食中毒の予防をすると安心です。

(1)冷蔵庫内の整理

出かける前に冷蔵庫の整理をして、買い物したものを収納するスペースを作っておくと、帰宅後すぐに冷蔵庫へしまうことができます。

新しいものは奥古いものは手前と保管すると、冷蔵庫内の入れ替えもできるので、買い物前は、買ったものが奥にしまえるように、右か左、どちらかに寄せておくといいですね。

事前に整理することで、余計なものを買うことも無くなるので一石二鳥!

(2)保冷バックの用意

冷蔵品や冷凍品を常温で運ぶと、外気温が高いときには食品が温まり、食中毒の危険に。スーパーでの保管時と運ぶ時の温度差をなくすと食品の劣化を極力減らすことができますので、保冷バックを持参して買い物に行きましょう。

「すぐ帰るからいらない」と思っても、「ついでに」と、予定外で色々な場所へ寄ることもあるかもしれません。近くでも保冷バックを用意しておくと安心ですね。もちろん、保冷バックの中へ保冷材を入れることも忘れずに!

(3)出かける場所の順位設定

時間帯によっては道が混んだり、駐車場で日差しが強く当たったりすることもあります。基本は、遠くのお店から順に帰ってくるのが効率的ですが、冷凍食品を多く買うお店や、劣化しやすい“お惣菜”や“生もの”を買うお店は、帰宅直前に寄るようにお店の順位設定をしてみてください。

駐車場に屋根があるか、屋内駐車場はあるかなども確認しておくといいですね。