冷蔵庫も安心できない!残りものを食べる時の注意

冷蔵庫は決して食中毒菌が繁殖しないわけではありません。もちろん、冷凍室も同じです。保管したものは早めに食べる、また食べる際には、必ず見た目や匂いも確認して、少しでも違和感があったら、思い切って捨てることも大切です。

冷凍食材は、解凍するときに温水解凍すると、時間がかかり菌の増殖を助けることがあります。レンジのようなものを使って急速解凍するか、冷凍したものを75℃までしっかりと温めるようにしてくださいね。

通常味噌汁を作る際は味噌の風味を逃さないためにも沸騰させないことがコツですが、残りものの時は、食中毒リスクを考え、しっかりと沸騰させるようにしましょう。

いかがでしたか。今回は残りものの食中毒予防についてご紹介いたしました。暑い時期や湿気の多い時期は、食べる分だけ作るようにするのがいいですね。万が一残ってしまったら、適切な保管をして、せめて2〜3日以内には食べるようにしてくださいね。

株式会社Luce 代表取締役 管理栄養士、山野美容芸術短期大学講師、服部栄養専門学校特別講師、日本臨床栄養協会評議員、ダイエット指導士、ヨガ講師、サプリメント・ビタミンアドバイザーなど栄養・美容学の分野で活躍。書籍を3冊出版。本サイトではヘルスケア、食事・栄養、美容系を執筆。