らくらくスマートフォン F-12D

NTTドコモは、5月16日、2012年夏モデルとして、大画面のタッチパネルで簡単に操作できるスマートフォン「らくらくスマートフォン F-12D」を7月~8月に発売し、あわせて通常より安い専用のフラット型パケット定額サービス「らくらくパケ・ホーダイ」を開始すると発表した。

富士通製のシニア向け端末「らくらくホン」シリーズ初のスマートフォン。従来の「らくらくホン」の特徴である「見やすさ」「聞きやすさ」「使いやすさ」はそのままに、約4.0インチの液晶ディスプレイを搭載し、ボタンのように押した感触がある「らくらくタッチパネル」による直感的で簡単な操作を実現した。初心者でも迷わずに操作できる大きいボタン・文字のシンプルでわかりやすいメニューを搭載。「使い方ヘルプボタン」や、専門アドバイザーに無料でつながる「らくらくホンセンター」へのワンタッチメニューも備える。

有効約800万画素のカメラ、1800mAhの大容量バッテリ、ワンタッチブザーなどを搭載し、IPX5/8の防水・IP5Xの防塵性能を備える。カラーはゴールド、ネイビー、ピンクの3色。

同時に発表したスマートフォンやタブレット端末同様、Android 4.0を搭載しているが、購入後すぐに使えるよう、Googleアカウントの取得・設定を不要にした。このため、Google Playからのアプリケーションのダウンロードや、Googleマップ、Gmailなどの各種Googleサービス、「dマーケット」には対応していない。ワンセグ、おサイフケータイ(一部サービスのみ)、ドコモ独自の「spモード」「しゃべってコンシェル」「iチャネル」などの指定のアプリケーションには対応している。

「らくらくスマートフォン F-12D」ユーザー向けのFOMAパケット定額サービス「らくらくパケ・ホーダイ」の定額料は月額2980円で、通常のパケット定額サービス「パケ・ホーダイ フラット」より2480円安い。なお、2012年10月以降、当月利用データ量が500MBを超えた場合、当月末まで通信速度を送受信時最大128kbpsに制限する。発売から9月30日までは、通信速度の制限は行わない。

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