結婚して数年。新婚当初はスリムだった旦那さんが太ってきたり、お腹が出てきたりして、この先の健康面が心配……なんて奥さんもいるのでは。
自宅では栄養たっぷりの手料理をふるまえるけれど、会社にいるときはそうもいかないものです。

妻の目が届かないところでも、できるだけ健康に気をつけてほしい――そんな奥さんが旦那さんに伝えたい食生活におけるアイデアを、『本当は医者として教えたくないズルい健康法』(平松類、おかのきんや)を上梓した医師・平松類先生に聞いてみました。

コーヒーは1日4杯までが目安

起き抜けに始業前、ランチ後、15時、夕方……など、コーヒーを飲みたくなるタイミングってありますよね。とくにコーヒー好きな男性なら、もっと頻繁に飲んでいるかもしれません。
これに加えて、打ち合わせ先で出されることも多く、1日で10杯近く飲んでいるかも、なんて話を聞くことも。

ブラックのままならカロリーもないし、いくら飲んでも問題ない? いえ、そんなこともありません。

「だいたい1日4杯以下が目安でしょうか。飲みすぎなければ、飲まないよりも飲むほうが健康にいいです。女性の場合、乳がんや子宮がんになりにくい、というデータも出ているほどです。
また、カフェインやクロロゲン酸(コーヒーに含まれるポリフェノールの一種)にはダイエット効果があるとされます。それらは熱に弱いため、浅煎り豆のほうがおすすめです」

ちなみに、カフェインは胃酸の分泌を良くすることから、消化を良くしてくれる効果が期待できます。つまり、胃の働きに関係する、ということ。

しかし、胃潰瘍の傾向がある人にとっては、悪影響が及ぶ可能性も。飲みすぎには注意が必要です。

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