おやつに値段を付ける

子どもに買い物体験をさせることは生きた数の学習になるのですが、スーパーではレジの店員が一気に計算してしまいます。また、商店街でお店の人とのやりとりを毎回やらせるのも大変です。

更に値段がまちまちだったり税金がかかったり、子どもにはちょっと難しいこともあります。

そんなときおうちをレストランにしてメニューに値段をつけてしまいましょう。

おやつタイムでも構いません。

例えば「ポッキー1本10円、5本欲しかったら10円を出す」など。

その他、普段の生活の中でも親がさっさとやってしまうのではなく、自動販売機で150円のウーロン茶を子どもに買わせましょう。

その時も10円玉を15枚使ったり、100円玉と10円玉を組み合わせたりしましょう。

小学2年生の単元で「120は10の固まりがいくつ集まった数でしょう」の単元があります。

しかし、子どもにとっては私たち大人が「2億5000万円は100万円がいくつ集まった数でしょう?」と質問されているのと同じで、天文学的な数字でチンプンカンプンになってしまうのです。

でも、ここですんなりこなせるのは買い物体験がある子どもだったりするんですよ。