はい! 披露宴に行かせてもらいました。
麻里ちゃんは、出会ったときから、本当に私のことをかわいがってくれていて。もちろん私だけじゃなくて、たくさんの後輩メンバーが、かわいがってもらっていて、“何でこんなにやさしいんだろう”っていうくらい、麻里ちゃんはやさしくて。
初めてお洋服のお下がりをいただいたのも、麻里ちゃんだったんです。私に合うものを、麻里ちゃんが選んでくれて。いただいたお洋服なんですが、1枚、2枚じゃなくて、10枚くらいたくさんくれるんです。
私がSKE48になったとき、後輩にお下がりをあげたり、一緒にお買い物へ行ったとき、ちょっとしたお洋服をプレゼントしたり、ご飯を食べたり。それは、麻里ちゃんとのそういう経験があったからなんです。
“先輩として、後輩にはこういうことをしてあげたい”
っていう、最初のお手本が麻里ちゃんだったんです。48グループにいるときの自分の憧れだったから。そんな麻里ちゃんに、お互いにアイドルを卒業して、それぞれががんばっているなかで、先輩後輩ではなくなった今も、こうして
「結婚式の披露宴があるから、ぜひ来てください」
って、ご招待していただけたことが、何より嬉しかったです。披露宴では、新郎新婦が登場する前に映像が流れて、そこで私はもう泣きそうで。でも、ご両親も泣いていない、ここで泣いたらダメだと思って、ずっと鼻の奥がツーーーーンっとしてました。
去年、兄と義姉の結婚式を、自分としては初めて体験したのも大きかったかもしれないです。“結婚式って、本当に素敵なものなんだ”って、わかっていたからこそ余計に、
“あぁ…、きた、きた、きた、幸せなこの感じ…。”って。微笑ましい笑いもあって、涙も誘われて。ハッピーな感情の動きが、めまぐるしかったです(笑)。もう、終始笑顔でした。
--SNSに披露宴の写真がアップされていましたね。あのメンバー全員で集まることもないことですよね。
なかなかないですよね。それこそ、これからは結婚式とかでなければ、集まれないのかもと思うと、やっぱり、あの中の一員でいられたことは、素直に嬉しかったです。
--皆さん、本当に美しくて。
皆、それぞれが、いい年の取り方をしていますよね。地盤は一緒だけど、そこから卒業後に出会った人が、どういう人かによって変わってくるだろうから。。皆“落ち着いたなぁ”って思う。
私の中では、学生が卒業したときみたいな感じで、当時の彼女たちのイメージで止まっちゃってるから。あの頃から何年か経ってしゃべると“皆、大人だよなぁ。そりゃそうだよなぁ。。”って。だって、10代からずっと一緒にいたんだもん。。
--年数にすると…
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[最終回]宮澤佐江「ミラチャイ☆」連載ー9年間のラスト。あのとき想像した未来の答え合わせ、これからの自分
あのとき想像していた未来の答え合わせと、舞台に立つ佐江ちゃんが今、感じている矛盾。その矛盾に向き合って導き出した、これからの自分の在り方とは? そして「ミラチャイ」と交わした最後の約束。2013年から続いた「ミラチャイ」連載のフィナーレです!
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[第59回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「撮影では、より自然な私を」&ミュージカル『キングアーサー』出演決定で聞く【3】
連載9年間の最後の取材で、佐江ちゃんがお話してくれた内容を、今回と最終回となる次回でたっぷりお届けしていきます。今回はこれまでの撮影や、今楽しみにしていることについて。情報解禁となった『キングアーサー』に出演を決意したきっかけも聞きました!
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[第58回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「いくつもの壁。ぶつかり、気づいた大切なこと」【2】
2013年にスタートした「ミラチャイ」連載。今回は、佐江ちゃんが9年間の連載期間を通して“自分はここが成長したな”と、思うことを話してくれました。アイドル卒業後、まもなくして立ちはだかった壁を乗り越えながら、次第に気づいたとても大切なこととは?
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[第57回]宮澤佐江、連載終了に向け9年間を振り返る「今につながる、人との出会いと仕事」【1】
ミラチャイ連載の9年間を振り返る1回目は、今に繋がるお仕事や、人との出会いに焦点をあてていきます。上海で活動できなかった時期を支えてくれた作品『クザリアーナの翼』や、地球ゴージャスさんへの思い。連載終了を発表した経緯についてもお話します。
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[第56回]宮澤佐江、仕事・プライベートで訪れた旅での"出会い"と"出合い"(島根/小浜島 etc.)&「ミラチャイ☆」連載から大切なお知らせ
今回は、仕事やプライベートで訪れた旅のお話。昨年末に、お仕事で訪れた島根県。「初観戦ですっかりハマってしまった」という、Bリーグの素晴らしさを、自らもバスケ経験のある佐江ちゃんが、熱く語ってくれました。また、「ミラチャイ☆」連載から大切なお知らせがあります。