実は、この青銅聖闘士(ブロンズセイント)が出すパンチスピードは、「マッハ1程度」と設定されています。

マッハ1は、15℃、1気圧の空気中を伝わる音の速度のこと。

これを秒速にすると、秒速約340mと換算することができます。

つまり、相手との距離を3.4mで戦った時「1秒間で100発のパンチ」を繰り出すことができるのです。

さて、青銅聖闘士(ブロンズセイント)でそのスピードですが、さらにランクを上げるとどうでしょう。

「白銀聖闘士(シルバーセイント)」はマッハ2~5とされているので、秒速680~1700m。

1秒間に換算すると、なんと「200~500発」のパンチが可能だと木野さんは語ります。

さらに最上級の「黄金聖闘士(ゴールドセイント)」はいかがでしょう。

もはやこのレベルだと、光の速さ(光速)となります。

現代科学では、光のスピード以上のスピードは出ません。相対性理論では、物体が光のスピードに近づくと、物体の重さは増加し、光のスピードで重さが無限大になり、それ以上は加速できなくなります」(書籍『バットマンは飛べるが着地できない』より)


「黄金聖闘士(ゴールドセイント)」はそんな光の速さのパンチを持っているのです。

「光速はおおよそ秒速30万kmのスピードがあります。光は1秒間に30万km進むわけです!! マッハとはケタが違うのが分かります!!」とは木野さん。

光速はマッハとはレベルが違う。

そう語る通り、「黄金聖闘士(ゴールドセイント)」は、1秒間に、なんと約1億発のパンチを出しているのです。これは確かに凄すぎます。

これを聞いて筆者も1秒間に何回パンチを繰り出せるかはかってみましたが、両手で8回が限界でした。めっちゃ強くないですか? 「黄金聖闘士(ゴールドセイント)」。

皆さんも是非、鏡やサンドバックの前で試してみてください。