最後はさらにガジェット度が高い
どこでもアイスノン(税込546円)。
[http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001ECQDUO/urepi-22/ref=nosim/]
アイスノンも「シャツミスト」という、服にスプレーする商品を出しているのですが、この「どこでもアイスノン」はハンカチにスプレーして、それを好きな場所に当てると冷たいっていう、ちょっとユニークな感じです。

                  
 

 

 

使い方は想像通り。缶をよく振って5センチほどの距離からハンカチに1秒間スプレーすると、ハンカチがアイスノン化します。こちらも消臭成分が入っているので、電車内などでもいいかもしれません。

これはどちらかというと、ひんやりよりも実際に冷たいです。なんか、ハンカチが凍ったみたいになります。すぐに凍るような冷たさはなくなってしまうんですが、一瞬、相当つめたくなります。そして香料のにおいがほとんどないので、自動車やトイレの消臭剤みたいなにおいが苦手な人でも全然平気です。

首、額、手首、なんとなく効果がありそうな所に、ばしばし連続使用。暑さに応じて適当に回数を自分で調節できるのはいいかもしれません。スプレーしたハンカチは白くなるんですがすぐ戻り、そのハンカチを当てた肌もまったくベタベタしないです。

今回紹介した商品はどれも携帯しやすいスプレーで、服が濡れたりしないものを試してみました。これらは全部、通勤中や仕事中に使っても問題無さそうな感じで、においもそこまできつくありません。「これ1つで暑いのも吹っ飛ぶ!」という感じではなくて、マシにするための手段って感じですね。

電車に間に合うようにちょっと走って、電車の中で「うわー死ぬかもしれない!」という気持ちになったり、食事中や食後に異様に暑くなって汗だくになりそうな時に、一時しのぎでもいいから苦痛や発汗をおさえたい。そういう時にこそ使えるアイテムだと言えそうです。

逆に、家の中とか、携帯に不便でもいいなら普通のアイスノンやおでこに貼るシートみたいな保冷剤系の方が、より直接的に熱をとるのでいいでしょう。冷たいジェルがひんやりするタイプは、枕や布団に備え付けたり、ぼうしやベスト型で身に付けたり、シャツの裏に装着する凍結ジェル「エリ裏クール」(小林製薬・税込み630円)なんてのもあり。まだまだ今後どんどんいろいろな物が出てきそうです。

どれもドラッグストアやなんかで売っています。先ほども書きましたが、大々的に「熱中症対策コーナー」ができていて、試しに使ってみることができるお店もあったので、もしできたら試したり、知り合いに使わせてもらってもいいかもしれませんね。

熱中症対策を本格的にするには、もちろん水分補給や、温度の高い所や日差しの強い場所にいる時間をできるだけ減らすなど、根本的な対策が必要。色んな手段を組み合わせつつ、みなさんくれぐれも気をつけて、無理せず仕事などを頑張って下さい!

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【参考リンク】
白元「どこでもアイスノン」商品シリーズサイト[http://www.hakugen.co.jp/products/item.php?bid=58]
小林製薬 シャツクール商品紹介サイト[http://www.kobayashi.co.jp/seihin/syt_c/index.html]
小林製薬 靴クール商品紹介サイト[http://www.kobayashi.co.jp/seihin/ku_c/index.html]
小林製薬 エリ裏クール商品紹介サイト[http://www.kobayashi.co.jp/seihin/eriu_c/index.html]

かやま・てつ 漫画家、ゲーム作家。自作のインディーズ出版者ごっこ「ドグマ出版」で自分に漫画新人賞を与えてデビュー。著書に『ランチパックの本』など。mixiやmobage、GREEなどのゲームアプリや、iPhone向けのゲームも制作。公式HP