一つのアイテムで家の中をオシャレにみせたいと思うことはないだろうか。なるべくお金をかけずに安くできれば、さらに嬉しいものだ。100均の先駆者ともいえるダイソーには、クオリティの高いオシャレアイテムが豊富。その中から、110円とは思えないオシャレなアイテムを三つ紹介しよう。
シンプルさがいいクリアボックス
「自由自在積み重ねボックス」という商品名のアイテムは、雑貨店で見かけるようなクリアボックスで、部屋の雰囲気を選ばずに飾れるシンプルさがオシャレだ。
ダイソーのクリアボックスは、小さなサイズからフタ付きの大きなサイズまで幅広く展開していて、用途に合わせた使い方ができる。
重ねて使うことも可能で、狭い場所にぴったりハマる。取り出しやすく、後片付けがしやすい収納スペースが実現する。
例えば、大きいサイズの深型なら、ファッション雑誌が余裕で入るサイズだし、子どもの教科書を入れたり、書類や本の収納にもぴったりである。使い勝手がいい大きさなので、さまざまな場所で活躍するだろう。
また、取っ手がついているので、物をたくさん入れても引っ張るだけで簡単に取り出せる。中身が見えるデザインなので、どこに物をしまったかも一目でわかる。
実際に、我が家ではランドリーの収納に、積み重ねボックスを使っている。最近は、洗練されたパッケージデザインの洗剤や柔軟剤が増えたため、ボトルに移さずにそのままボックスに入れても十分にオシャレだ。丈夫で壊れにくく、高さのあるモノを入れても倒れないほどクオリティが高いのが気に入っている。
インテリアにもなるウッドコースター
100均のコースターというと、オシャレなアイテムとは程遠いとイメージを持つかもしれないが、最近のものは大きさやデザイン、質感のすべてが高いクオリティに仕上がっている。
ダイソーのウッドコースターはツヤがあって、肌触りがなめらかだ。缶タイプのハンドクリームと同じぐらいの大きさで、グラス以外にスープカップなどを置くことも可能だ。
グラス以外にもマルチに活躍できるウッドコースターは、おうち時間を楽しくしてくれるアイテムとなる。
ウッドコースターの厚みは4、5ミリほど。厚みがあり頑丈なので、毎日繰り返し使っても長持ちする。夏場にはグラスに水滴がついてしまい、素材によってはコースターがびしょびしょに濡れるが、ウッドコースターは水をはじいてくれるので、濡れても安心だ。
食洗機では洗えないが、使ったあとはお湯や水で洗って、柔らかい布でふき取るだけと扱いも簡単なのもいい。ただ、お湯や水に浸したままだと、コースターがダメになってしまうので、速やかに洗って水分を取るようにしよう。
麦茶を入れたグラスを、コースターにのせてみた。夏らしい雰囲気だけでなく、ナチュラルな感じが演出できるものお気に入りのポイント。グラスの中身を変えると、また違った顔になり、コースターにグラスをのせるのが楽しくなってくる。
中央の円形部分が少しへこんでいて倒れにくいので、グラスが滑る心配もない。テレワークなどで目線をPCに向けたままグラスをコースターに戻しても、倒してしまう確率は低いだろう。
また、渋めのお酒用のグラスを置くと、ウッドコースターがぬけ感を演出してくれて、柔らかい雰囲気となる。居酒屋で出てくるような感じもして、家で居酒屋パーティーをするときに大活躍するだろう。
他にも、持ち手の高さのあるグラスにパフェを入れると、まるでカフェにいるような気分が味わえる。
単にグラスを置くコースターとして使うだけでなく、観葉植物や小物を置いて飾ると、ナチュラルテイストの雑貨にもなる。
観葉植物をそのまま置いてもシンプルで良いのかもしれないが、少し寂しさを感じる。そんなときに、ウッドコースターを添えるだけでも、観葉植物がオシャレに映り、優しい空気を放ってくれる。
ウッドコースターは置く場所、置くもので色々な姿や形を見せてくれて、家のインテリアが鮮やかなものへと変化する。
アレンジは無限大!ガラスタイル
初心者でも、アイテム一つで簡単に小物や雑貨をオシャレに演出したいものだ。筆者はかなりの不器用でDIYが苦手だが、家の中をプチリメイクしたいと思っていたときに、ダイソーでガラスタイルと出会った。
その時はピンクのガラスタイルを購入したが、ブルーやイエローなどカラバリも豊富で、他のガラスタイルと組み合わせるなどアレンジも楽しめる。
パステルピンクと濃いピンクの2色のタイルが入っており、透明感があってキャンディのように見える。小さな瓶に入れるだけでもオシャレである。
ピンクのガラスタイルは爽快さを感じさせるカラーで、シーズンごとのインテリアのアクセントに使うなど、アレンジは自在だ。
裏面はフラットになっていて、接着剤や木工用ボンドなどを使って貼り付ける素材に合わせてくっつけられる。
ガラスタイルのサイズは約1センチ。大きすぎないので、どんな場所でも活躍すること間違いないだろう。なお、ダイソーでは2センチのガラスタイルも販売しているので、組み合わせて使うのもまたオシャレかもしれない。
我が家では、ダイソーで販売しているシンプルなマスクケースに、接着剤でガラスタイルを貼り付けている。マスクケースは玄関に置いているのだが、鮮やかなガラスタイルがあるだけで、暗い雰囲気の玄関が少し明るくなったように感じる。
他の色のガラスタイルも購入して、もっとオシャレなケースにするのも良いかもしれない。接着剤ではなく両面テープでの固定も可能なので、子どもと一緒にプチリメイクが楽しめる。
写真を飾るためにつくったボードも、すべてダイソーで購入したものでつくれた。ガラスタイルやWelcome板を接着剤でくっつけて、造花は画鋲で固定をした。写真部分の画鋲は少し浮かせて隙間をつくって、写真を挟めるようにしている。
ガラスタイルがあることにより、可愛いだけでなくボード全体が華やかになり、不器用でも簡単にオシャレな写真立てができた。
洗面台の鏡のアクセントとして、隅にガラスタイルを貼り付けるのもありだ。鏡であれば傷をつけずに貼り付けられるため、賃貸でも安心してアレンジを楽しめる。
使い方は無限大な100均のオシャレアイテム
100均のダイソーで取り扱っているオシャレアイテムを紹介したが、どのアイテムもクオリティの高いものばかり。使い方は一つではなく、アレンジが自在で、自分の好きなように使える。
お金を気にせずたくさん購入して、部屋ごとに使い分けられるのは100均だからこそできる技。DIYをする時間はないがプチリメイクをしたいとき、ガラスタイルでオリジナルのデザインやアイテムをつくってみてはいかがだろうか。
雑貨店にあるような収納ボックスがほしいときは、クリアな積み重ねボックスを揃えて、棚に飾ってみるだけでもオシャレになるだろう。
ナチュラルカフェにいるような雰囲気にしたいときは、ウッドコースターに観葉植物を置いたり、カフェモカやパフェを置いたりしてみる。どのアイテムも無限の可能性があり、使い道をあれこれ考えるだけでも楽しい。(GEAR)