2021年5月のタブレット端末の販売台数の前年同月比は76.2%

全国の家電量販店やECショップでPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、2021年5月のタブレット端末の販売台数は前年同月比は76.2%だった。昨年同時期の緊急事態宣言下で販売が急増した影響もあり、前年を大きく下回った。

メーカー別の販売台数シェアでは、5月21日に「iPad Pro」の新モデルが発売されたこともあり、アップルが68.8%と7割近い水準まで戻した。これは、年初以来の最高値となる。年初から右肩上がりだったAndroid陣営はシェアを奪われる形で、やや勢いを削がれている。

シリーズ別の販売台数シェアランキングでは、アップルの「iPad Air Wi-Fi 64GB」が14.8%でトップをキープ。新モデルでは、11インチの「iPad Pro Wi-Fi 128GB(3rd)」が6位、同じく11インチの「iPad Pro Wi-Fi 256GB(3rd)」が9位にランクインしている。(BCN・大蔵 大輔)

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。

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