前作と比べて、それぞれのキャラクターにどのような変化があるのでしょうか?
ソフィア:前作も本作も、私たちのキャラクターは、色々なことを経験して、人間として深みを増していくの。
それぞれのキャラクターに引き込まれて、ストーリーを楽しめるところが、この作品の魅力よね。
イヴィの変化についてだけど、前作のテーマは、自己愛、ガールパワー、女性の地位向上だった。
本作では、そこから他者へ愛を捧げていくようになる。
それは、親友のマルであり、仲間のヴィラン・キッズ、そして島に残された無欲なヴィラン・キッズたちへの愛よ。
作品を通して、「自分らしくいることを恐れずに、自分自身を愛する」という、とても美しく、パワフルなメッセージを送っているの。
イヴィと私の共通点については…彼女のおかげで、どんどん前進できるようになったところかな。
彼女自身が無心になって前へ進むからね。
あと私にとって重要なガールパワーを示してるという部分では、彼女と共通するものがあるわね。
イヴィが友達だったら、とても素晴らしいと思うわ。
ダヴ:私とマルとの共通点は、感情的で情熱的でとにかく勢いがあるところね!
マルのキャラクターについては、本作で完全に変化した、と言えるわ。
それまでは、自分のことしか見えなかったけど、他人へも目を向けられるようになった。彼女はこれまで、愛を知らないまま生きてきたのよね。
自分自身をどう愛していいかも分からなかった。自分の母親や暗い世界から離れて、光や愛に溢れる場所へ訪れるのは、初体験だったわけで、そういう世界に対しての受け止め方も分からなかったんだと思う。
だから本作で彼女は、今までの自分のままでは、上手くいかないことに気付いて、180度変わろうとするの。
今までとは違う自分になってみせる! って意気込むのよね。
そこも私と似てると思うわ(笑)
でもそれも上手くいかなくて、葛藤しながらも、最終的には真の自分を受け入れるの。
そんなマルの姿に、色々な人が共感できると思うわ。
新キャラクターである、アースラの娘ウーマの魅力について教えてください。
ソフィア:彼女は勢いがあるわね。あと、とってもクール!
ダヴ:そうね。どんな新しいキャラクターが出てくるかは、みんな予想もできなかったと思うの。
でも本作の素敵な脚本家たちが、素晴らしいストーリーを書き上げて、ウーマを生み出してくれたのよ。
ウーマ役のチャイナ・アン・マックレーンは、とても素晴らしい女優であり、シンガーであり、パフォーマーよ。
長い間彼女のことを知っていたけど、あそこまでのことができる人だなんて知らなかったのよ。
物語にチャイナのウーマが登場したことで、いかにこの作品に必要不可欠なキャラクターかということに気付かされたわ。