足が太く身がしまってプリっとした食感と上品な甘みが特徴の南伊豆町の伊勢海老

富士箱根伊豆国立公園に位置する「自然にときめくリゾート 休暇村南伊豆」では9月20日~11月30日までの期間、伊豆の地元で獲れた旬真っ盛りの伊勢海老をぜいたくに2尾使った「伊勢海老会席」を販売する。1泊2食で2万2500円から。日程や人数、客室により料金は変動する。

9月20日から伊勢海老漁が解禁になる。南伊豆町の沿岸は岩礁が多く、伊勢海老に適した生息地で年間約40トンという静岡県内一の水揚げ量を誇る。流れの速い海域で育つため、足が太く身がしまってプリっとした食感と上品な甘みが楽しめる。

期間中、漁港周辺では刺網(さしあみ)と呼ばれる仕掛け網で獲られた伊勢海老を、熟練の漁師たちが慣れた手つきで次々に外していく姿が見られる。

伊勢海老会席の内容は、前菜三種盛り、伊勢海老の活造り、お造り三種盛り、伊勢海老の蒸籠蒸し、鯛かぶら、香物、伊勢海老の味噌汁となる。なお、ミソのだしが決め手となる伊勢海老の味噌汁には、活造りの「頭」を使う。