メルカリがスキマ時間活用の「メルワーク」を試験提供開始

メルカリは、スキマ時間を活用し「メルカリ」のサービス改善に参加できる「メルワーク」の試験提供を開始する。

メルワークでは、ワークと呼ばれるタスクを行うことでメルカリアプリ内で利用できるポイントを得られるほか、メルカリの検索精度の改善など、サービス品質の向上に寄与することが可能となる。

MMD研究所によると、新型コロナウイルス感染症の影響により「在宅時間が増えた」と答えた会社員のうち、10.5%が「副業・ギグワーク(単発・一時的な仕事)を始めた」と回答している。また、メルカリが「メルカリ」利用者を対象に実施したアンケート調査でも、76%が「『メルカリ』のサービス改善につながるマイクロタスク(簡単な作業)に興味がある」と回答している。

このように、コロナ禍にともなって伸長した在宅時間など、空いている時間を有効に使いたいという顧客ニーズの高まりを受け、今回スキマ時間を有効に活用できるサービス「メルワーク」の試験提供を決定した。

今回、メルワークで試験提供するワークは、メルカリ上で使用される単語の類語判定。空いている時間にメルワーク上のワークを行うことでポイントが付与され、ワークの結果はメルカリのサービス改善につながる。今後、商品とキーワードの正誤一致タスクなど、ワークの種類を随時追加していく予定。

同社では、顧客がメルカリのサービス改善に参加しながら手軽にポイントを得る機会を提供することで、顧客とともに、より便利なサービスを作ることを目指す。