映画『未成年だけどコドモじゃない』の完成披露試写会が29日、東京都内で行われ、出演者の中島健人(Sexy Zone)、平祐奈、知念侑李(Hey!Say!JUMP)、山本舞香、英勉監督が登場した。
本作は、“高校生同士の結婚”から始まる三角関係を描いたラブコメディー。学校一のモテ男・鶴木尚(中島)に一目ぼれした世間知らずなお嬢様・折山香琳(平)は、16歳の誕生日に、両親から尚との「結婚」をプレゼントされるが…。
完成作を先日見たという中島は「本当に面白くて笑えるし、すごくキュンときました」とコメント。自信をのぞかせながら「早くここにいる“花嫁たち”にプレゼントしたいです」とおなじみの“王子様フレーズ”で、集まったファン約1000人を熱狂させた。
映画にちなみ、結婚観に関する質問も。平が「いつかできたら。憧れはあります。プロポーズは和風がいい。“松の木”とかがある和室で…」と思い描くと、山本も「いつかは絶対したい。でもくどいプロポーズは嫌。ストレートに『結婚して』がいい。ひざまずかないでほしい」と本音を吐露。これには、劇中で“ひざまずきプロポーズ”を披露している知念も「なかなか辛辣(しんらつ)な意見!」と苦笑いするしかなかった。
そんな知念は、自身の理想のプロポーズを聞かれると「恥ずかしがり屋なのでサプライズとかはできない。朝ご飯などを(一緒に)食べている時に『結婚しようか』みたいな」と自然体でのプロポーズを希望した。
「何気ないときに勢いで言いたい」と話した中島も、実演を求められると「もう恋人やめよう。俺と夫婦になってほしい。結婚してください」と真剣なまなざしでファンに語り掛け、投げキッスで決めた。
女性ファンが黄色い悲鳴を上げる中、感想を問われた山本は「すごく格好いいと思うのですが…すみません。私はどちらも選べません」と小さく回答。中島は「最善の選択だと思うよ」と、やや落ち込みながらも、続けて平に「愛梨ちゃんはどう?」と質問した。しかし姉の名前で呼ばれた平は「祐奈だわ! おい! いい加減に名前覚えてください」と一気にお怒りモードに。これには中島も「ごめん、ごめん」と大慌てだった。
映画は12月23日から公開。