TOKYO TOWERは4月5日(火)から、春の恒例企画「333匹の鯉のぼり」東京タワーで実施する。場所は1階の正面玄関前。期間は5月8日(日)まで。ゴールデンウィーク(GW)が始まる4月29日(金・祝)からはSDGsオリジナル鯉のぼり17匹と、アーティストコラボ鯉のぼり1匹を追加で設置する。
同イベントは、東京タワーの高さ333mにちなみ、333匹の色鮮やかな鯉のぼりをタワーの足元に飾り付けるもの。2009年にスタートし、高層マンションが立ち並び高々と空に向かって鯉のぼりを上げることが難しい家庭に代わり、たくさんの鯉のぼりを上げる。2011年以降は、鯉のぼりの中に、東京タワーと友好関係にある岩手県大船渡市の「さんまのぼり」が1匹含まれ、東日本大震災からの復興にエールを送っている。
4月29日から上がるSDGsオリジナル鯉のぼりは、SDGs17項目のカラーバリエーションにあわせて制作されたもの。口元に17項目それぞれのアイコンを配置するほか、目の周りには17項目が円形に並ぶシンボルを配している。
アーティストコラボ鯉のぼりは、PCを一切使わずにiPhoneのみでデジタルアートを創作する現代アーティストの池田真優氏が手掛ける。アート活動を通じて、言語や国境を超えて世界を一つにし、子供たちに夢を与えるという想いが、今回の企画の趣旨と一致してコラボに至った。
企画に携わったKAKERUWA 企画・プロデューサーの坂地航汰氏は、「世界中の子ども達の安寧・繁栄を願い、本イベントの企画に携わりました。子ども達の豊かな未来を、多くの人と手を取り合い、育んでいきたいです。テーマは“東京タワーの鯉のぼりで、世界が繋がるきっかけを”です」と紹介する。
東京タワーのオレンジ色と青空をバックに背負った、東京の中心で元気に泳ぐ333匹のカラフルな鯉のぼりは、SNS映えする写真が撮れる事で家族連れやカメラファンに人気の企画。4月29日には子供向けのワークショップも開催予定だ。