ヒューリック銀座ビルの建替計画を発表、上層階には高級温泉旅館「(仮称)ふふ東京銀座」を計画

ヒューリックは4月8日に、「ヒューリック銀座ビル」(東京都中央区)の建替計画に着手することを発表した。同ビルの建て替えは、3月7日に行われたみずほ銀行銀座中央支店の移転にともなうもので、「(仮称)銀座ビル建替計画」として行われる。

 

ヒューリック銀座ビルは1974年の竣工以来、長きにわたって銀行店舗を配した施設として周辺のランドマーク的存在だったが、みずほ銀行銀座中央支店の移転を機に、周辺エリアにおけるさらなる賑わいの創出と活性化を目指し、建替事業を推進する。

同計画では、高層階の6フロアにて高級温泉旅館「(仮称)ふふ東京銀座」を計画している。「ふふ」シリーズは、東京から1時間30分程度で行ける温泉地である箱根、熱海、河口湖、日光に展開するほか、京都、奈良に展開し、計9施設で運営する。今後は、軽井沢、城ヶ島での開発を進めており、全国の「ふふ」シリーズをつなぐ旅の起点として、「(仮称)ふふ東京銀座」が13番目の「ふふ」となる。

「(仮称)ふふ東京銀座」では、すべての部屋にテラスを設け、大都会の中心にいながら風と緑を感じ、部屋の天然温泉でくつろげる。また、こだわりの食事も提供するので接待などでも利用できる。

竣工は2025年を予定している。