SB C&S、ラトックシステムのスマート家電リモコン「smaliaスマートリモコン」を販売開始

SB C&Sは6月23日に、ラトックシステムが開発する「smalia(スマリア)」ブランドの、スマート家電リモコン「smaliaスマートリモコン」の予約受け付けを、SoftBank SELECTION オンラインショップ、Amazon.co.jp、楽天市場、PayPayモールにて開始した。販売開始は7月15日で、全国の大手家電量販店などでも販売される。価格はオープンで、SoftBank SELECTION オンラインショップでの価格は7980円。

smaliaスマートリモコンは、スマートフォンやスマートスピーカーを使って家電を操作するためのデバイスで、複数の家電用リモコンを一つのアプリにまとめられ、外出先からでも操作できるようになる。

赤外線リモコンで動作する家電なら何でもスマート化が可能で、専用アプリには国内主要メーカーの赤外線リモコンデータを750機種以上プリセットしているので、簡単に家電を登録できる。

赤外線の飛距離は見通し最大25mであり、広めのリビングに置いてもしっかり届き、本体は壁掛けと平置きの両方に対応する。また、小型で主張しないデザインなので、インテリアにも馴染みやすい。

対応無線通信は、2.4GHz/5GHzの無線LANとBluetoothで、無線LAN接続先登録をBluetooth接続することによって、従来のスマートフォン側で無線LAN接続先を切り替えて登録する方式と比較して、確実かつスピーディーなセットアップを可能にしている。さらに、無線LANの周波数帯は2.4GHz/5GHzの両方に対応しているので、スマートフォンをどちらの周波数帯のアクセスポイントに接続していてもsmaliaスマートリモコンと接続できる。

そのほか、Amazon Alexa、Googleアシスタント、Siriショートカットに対応しているので、音声による家電のコントロールが可能で、曜日や時刻、家に近づいたとき/離れたときなど、さまざまな条件でのシーン設定に対応する。また、本体には温湿度センサと照度センサを搭載し、温度や湿度、照度に応じたシーン設定ができるほか、ラトックシステムから発売されているBluetooth環境センサ「RS-BTEVS1」と連携すれば、より多彩な環境にあわせた家電のコントロールが可能になる。