Plusが発売になったiPhone 14シリーズと12・13シリーズの初動を家電量販店・ネットショップの実売データを集計する「BCNランキング」で算出し、比較した。結果Plusの発売により、前シリーズのiPhone 13を上回ることはなかった。
22年9月22日に記事化した時と同様に、iPhone 12シリーズ（無印・Pro：'20/10/23発売、mini・Pro Max：'20/11/13発売）の発売当日の販売台数を「1.00」として指数を算出し、'21/9/24発売の13シリーズ（無印・mini・Pro・Pro Max）、14シリーズ（無印・Pro・Pro Max：'22/9/16発売、Plus：'22/10/7発売）の3シリーズについて累計販売台数指数で発売5日間の初動を比較した。今回、Plusの発売から5日経過しているため、14シリーズの初動に含めて指数を算出したが、ほぼ前回と同様の値となっており、13シリーズを上回ることはできなかった。発売5日間におけるiPhone 14シリーズにおけるモデル別の販売台数構成比では、6.5％に過ぎず、Pro Maxの8.1％を上回ることはなく、iPhone 14 Plusはシリーズ全体の販売台数を押し上げたとは言い難い結果となった。
＊「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割（パソコンの場合）をカバーしています。
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