そんな建物の中に入ってみると、実物大で復元した江戸・東京の建物や、当時の様子を忠実に再現した縮尺模型がズラリ。まるで、江戸時代から昭和の東京をタイムトラベルしているような気分が味わえます。

今では首都高速道路の下に埋もれてしまっている日本橋も、1893年に廃座した中村座も実物大で復元されていて、江戸時代のままの姿を見ることができるのです。

 

このほかにも、時代劇によく登場する千両箱を持ち上げる体験コーナーや、実際に乗ることができる人力車も展示されています。ただ見るだけでなく、直接触れて、“歴史を体感できる”博物館が「えどはく」なのです。

常設展だけでもみどころが満載で、展示物を楽しんでいるうちに、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

 

特別展「花開く 江戸の園芸」が開催!

歌川国貞(三代豊国)画 「四季花くらべの内 秋」 1853(嘉永6)年 個人蔵

さらにキャンペーン期間中には、開館20周年特別展「花開く 江戸の園芸」も開催されます。

江戸では、大名から町人、農民まで、身分を越えて草花の栽培を楽しんでいたそう。日本人の花や緑を愛する姿は、幕末に来日したイギリスの植物学者、ロバート・フォーチュンを驚かせたほど。特別展「花開く 江戸の園芸」では、そんな江戸の人々が草花を愛でる様子を描いた浮世絵や屏風、園芸書など、江戸のガーデニング文化に関する美術・資料を展示します。
 

葛飾北斎 「菊図」 1847(弘化4)年 一般財団法人北斎館

もちろん、この特別展も20歳なら、常設展とともに20円で観覧することができます。

葛飾北斎や歌川国貞など江戸を代表する絵師の作品や、現代と変わらない技術が満載の園芸書など、こちらも常設展と同じく見どころ満載。

常設展で江戸・東京の歴史を体感したあとは、園芸から江戸の文化を知ってみては? きっと、今まで知らなかった江戸の歴史・文化に出会えるはずですよ。


江戸・東京の歴史と文化を見て、触れて、楽しみながら学べる「えどはく」。有意義に、お得に過ごせるお出かけスポットとして、この夏のプランに加えてみてはいかがでしょうか。

 

 

東京都江戸東京博物館
住所:〒130-0015 東京都墨田区横綱1-4-1
開館時間:09:30~17:30(7月20日~9月28日は土曜日 21:00まで開館)
※入館は閉館の30分前まで
休館日:毎週月曜日 ※ただし8月12日(月)は開館

●『20歳のあなた!20円で「えどはく」をまるごと楽しんじゃおう!』キャンペーン
期間:2013年7月30日(火)~9月1日(日)
対象:1992年7月1日~1994年4月1日生まれの方
来館時に身分証明書(免許証・保険証・パスポートなど生年月日が記載されているもの)を提示すると、東京都江戸東京博物館常設展・特別展と、江戸東京たてもの園(東京都・小金井市)がそれぞれ20円で観覧できます。

開館20周年記念特別展「花開く 江戸の園芸」[ https://j.mp/15qgWCe ]
会期:2013年7月30日(火)~9月1日(日)
会場:東京都江戸東京博物館 1階 展示室