2022年11月から12月末にかけて利用できるスマートフォン決済サービス(コード決済)のキャンペーンをまとめた。ただし、本記事で取り上げるどのキャンペーンよりも最大2万円相当もらえる「マイナポイント第2弾」のほうがお得なので、節約を心がけるなら面倒がらずにマイナンバーカードの取得とマイナポイントの申請にトライしよう。マイナポイント付与の条件となる「マイナンバーカードの交付申請」の期限は当初より3カ月延長された2022年12月末までとなっている。
キャンペーンを活用して値上げラッシュに対抗すべし!
PayPayは、10月17日から「5,000万人突破記念 超PayPay祭」を実施している。キャリアを問わず、誰でも利用可能だが、特に大型キャンペーン期間中は、還元率上乗せなどが適用されるため、ソフトバンク・ワイモバイルユーザーはよりお得になる。スマホのキャリアを乗り換えてもいいと思うなら、12月28日までの「超PayPay祭」期間中がチャンスだ。
au PAY
KDDIのスマホ決済サービスである「au PAY」は、10月19日にクーポン機能をリニューアルした。今は、au PAYアプリのトップ画面からアクセスしてクーポンを獲得した後に、利用期限内に対象店舗で最低金額以上を支払うと自動適用される。この仕組みはPayPayと同じであり、従来より使いやすくなった。
楽天ペイ
楽天ペイは、エントリー不要のキャンペーン「お買い物したその場で結果がわかる!楽天ペイチャンス」を毎月実施している。11月の対象店舗は、ローソン、ローソンストア100、ナチュラルローソン、ポプラ、生活彩家、ベルク、サンドラッグ、サンマルクカフェ、ゲオなど。エントリー必須の「【楽天ポイントカード×楽天ペイ×楽天Edy】キャッシュレスGOGOフェス」の11月度も実施中だ。
dポイント・d払い(ドコモ)
NTTドコモは、共通ポイント「dポイント」のキャンペーンのほうが魅力的だ。もちろん、コード決済の「d払い」も導入店舗・自治体が増えており、dポイント・dカードとセットで存在感が高まっている。
このほか、千葉県や品川区、鎌倉市といった全国各地の自治体・商工会議所などの主催で、d払い/楽天ペイ/au PAY/PayPayの4サービスを対象に対象店舗で決済すると最大5~30%還元するキャンペーンが実施中だ(鎌倉市は最大20%の即時割引方式)。還元上限は、各サービスごとに設定されているので、利用したい自治体キャンペーンがあれば、この機に対象決済サービスを全て登録して使い分けるとお得だ。(BCN・嵯峨野 芙美)