『幕張花火ビーチフェスタ2023 開催発表記者会見』(C)吉本興業

幕張の夜空を彩る夏の風物詩が完全復活。『幕張ビーチ花火フェスタ2023』として、8月5日(土)、幕張海浜公園で4年ぶりに通常開催される。そこで「よしもと幕張イオンモール劇場」で活躍中の若手芸人3組が集結した、『幕張ビーチ花火フェスタ2023 開催発表記者会見』の模様をレポートする。

冒頭、司会を務めるピン芸人のタケトの紹介により、浴衣姿のガクテンソク(よじょう・奥田)、エルフ(荒川・はる)、そしてイベントのオリジナルTシャツを着たマユリカ(阪本・中谷)が登場。華やかな浴衣姿に「マジでもうアゲー!です」と荒川が叫ぶ一方、「僕らスタッフではないんですが」と中谷は苦笑いを浮かべる。

ここでさらに特別ゲストが登場。“結成16年以上”の漫才師による賞レース『THE SECOND』を制したばかりのギャロップ(林・毛利)だ。優勝後の周囲の反響について聞かれると、「まだ来てないです(笑)」と毛利。「獲った2日後に大阪帰ったけど、まぁ歩きやすい」と続け、林も「誰も顔指ささん」と納得のいかない表情を浮かべる。ただこういったイベントには過去ほとんど呼ばれなかったとのことで、優勝の影響は確実に表れ始めているようだ。

尺玉や音楽花火、スターマインなど、国内最大級の約2万発が打ち上げられ、約30万人が来場するという『幕張ビーチ花火フェスタ2023』。大迫力の花火はもちろん、もうひとつの魅力が4年ぶりに復活する「よしもとスペシャルステージ」だろう。吉本興業の人気芸人が一堂に会するということで、この日登壇している4組はもちろん出演! ……かと思いきや、タケトから告げられたのはマユリカのスケジュールNG。納得いかず、必死にアピールするふたりだが、林からは「諦め悪っ」のひと言が。だがそんなギャロップにも、「(吉本興業の)東京所属になったらぜひお願いします」という実質NG通告がされると、「ちゃんと規定はあるんや……(笑)」と毛利。すると会場はどっと笑いに包まれた。

また個人協賛企画「ワタシだけのLOVEメッセージ花火を打ち上げよう」(限定10口、応募多数で抽選)では、30文字以内の“LOVEメッセージ”と共になんと尺玉花火を打ち上げ。その企画にちなみ、芸人たちも自ら考えたLOVEメッセージを発表することに。「いつかふたりで会おうね、陽子」との林の意味深なメッセージには、毛利から「俺のオカンやないか!」と即ツッコミ。この日一番の笑いを巻き起こした。

ひと夏の思い出に、最高の笑いと花火をぜひ。

取材・文:野上瑠美子