リートンテクノロジーズジャパンは、GPT-4を含む最新AIモデルによりテキストやイメージなどのコンテンツを生成する対話型生成AIサービス「wrtn(リートン)」がLINEで使用できるサービス「リートンAIラボ」を、6月7日から完全無料で提供を開始した。また、「リートンAIラボ」の新機能として、自分が生み出した仮想の人物やキャラクターのAIと、制限なくLINEで会話することができる「キャラチャット」を同時にリリースした。
完全無料であらゆるAIキャラの設定が可能
「リートン」は、米Open AIのGPT-4を含む最新AIモデルを簡単に利用できる生成AIサービス。まるで人間のように自然な会話ができる対話型インターフェイスの「チャット機能」や、多様なビジネスシーンに応じて設計された30種類以上の「ツール機能」を完全無料で提供する。
大規模言語モデルをベースに、誰でも簡単なキーワードを入れるだけで、広告用のキャッチコピーや、対外的なビシネスメール、SNS投稿用の企画やテキストなど、様々な業務に応じた最適な文案が提示される。また、好きな口調なども指定可能で、広告などの短文だけでなく、長文の執筆支援も可能となっている。
「リートンAIラボ」は、「リートン」をLINEで利用できる完全無料のチャットサービス。現在、ウェブで提供している「リートン」の「チャット機能」のほか、名称の通り、生成AIの可能性をあらゆる形のサービスに落とし込み、多面的な切り口で実験・提供していく。
今回、「リートンAIラボ」の第一弾機能として、「キャラチャット」を同時リリースした。「キャラチャット」は、GPT-3.5のAPIを活用し、ユーザーが自由に設定した仮想の人物やキャラクターのAIと制限なくLINEでチャットを楽しむことができる機能。キャラクター設定時に、写真、名前、性別、年齢、職業、性格、ユーザーとの関係を詳細に決めることで、現実には会話することができない“歴史上の偉人”や“架空の妹”といった兄弟姉妹など、あらゆるAIキャラクターを作ることができる。
さらに、昨今社会問題化している“世代間コミュニケーションのギャップ”を埋めるための架空の部下や、就職活動での“面接対策”のための架空の鬼面接官といった、現実での会話の練習としても活用することが可能となっている。
チャットのやり取りはもちろん、キャラクターの設定も一切の制限なく行うことができ、気になる相手と思う存分会話することができる。