そこにシニスター・シンジケートによる事件が発生。
記者が出払っているため、ツアーに参加しているゲストは急きょ、「スクープ」という車両に乗って事件現場へ急行することになります。
反重力砲を使って自由の女神を盗むという大胆な犯罪を行うシニスター・シンジケート。
スパイダーマンも駆けつけ、シニスター・シンジケートとの戦いを、ライドに乗って間近で体験していきます。
3D映像や、それと連動したライドの振動、水や炎の効果も加わり、リアルに展開されているように錯覚します。
さらにゲストも反重力砲を浴びてしまい、ニューヨークの街中を宙に浮いたり落ちたり。
ライドは実際に浮いているわけではないのに、大スクリーンでの映像、ライドやセットの動きが連動することで、まるで浮いていくかのような感覚に陥ります。
これぞ錯覚を用いたダークライドの醍醐味という効果で、今でも驚きを与えてくれるシステムは、これが20年前の技術ということが信じられません。
ライド中には、スタン・リーが4回、アイアンマンが2回カメオ出演をしています。
細かな部分まで楽しみが詰まった、何度乗っても楽しめるライドです。
オープンから20年経ちクローズするという情報だけでは古いライドのようにも思えますが、今乗っても驚きに詰まった、この機会を逃して乗らないまま終わるのはもったいないアトラクション。
アトラクションが好きな方はもちろん、乗ったことがない方も、しばらく乗っていない方も、2024年1月22日(月)のクローズまでにぜひ体験してみてください。