「少年ジャンプ+」発の、漫画ネームや映像コンテが作れるスマホアプリ「World Maker」が配信開始

カヤックは7月12日に、集英社の「少年ジャンプ+」編集部が企画し、同社が開発を手掛けたiOS/Android対応スマートフォンアプリ「World Maker」の配信を開始した。基本無料で、一部課金が必要となる。

「少年ジャンプ+」発 自動翻訳機能で世界へ発信も

「World Maker」は、2021年9月に漫画ネーム制作ウェブサービスとしてβ版が公開され、大きな反響が寄せられた。

今回、配信が公開されたスマートフォンアプリ版では、漫画ネームに加えて新たにアニメや映画、ドラマ、CMといった映像コンテンツのコンテ作成に対応するとともに、作品の自動翻訳によるグローバル対応(英・中・韓・仏など17カ国語)、作者をフォローしたり作品にコメントしたりできるコミュニティ機能、600万種類を超えるパーツの拡充など豊富な機能を追加し、絵が描けなくても自身のアイデアを形にして作家や監督として作品を世界へ発信するチャンスを広げられる。

「World Maker」では、漫画ネームを4~5ステップで制作可能で、脚本を書いてコマ割りを決めたら、表情やポーズなどを自由に変えられるカスタムキャラ、背景、ふきだし、オノマトぺ、「いらすとや」などの素材を自由に組み合わせて装飾することで、簡単に世界で1つだけの漫画ネームが完成する。

そのほか、映像コンテの制作では静止画だけでなく動画にすることもでき、セリフの自動読み上げ機能やカメラワークを自由に設定可能となるなど、創作の幅が広がるさまざまな機能を備えている。