みんなが好きなあの料理をプリッツに
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このジャイアントプリッツは、「干焼蝦仁」味。なんのこっちゃと思ったら“カンシャオシャーレン”と読むそうで、エビチリのことだ。
実際に食べてみたが、予想以上にエビチリ味。
少しピリッとする味わいで、ビールのおつまみにもなりそうな感じ。
さっそく、このエビチリ味のプリッツを作っているグリコに取材。本社が大阪なので、今回は広報の成瀬さんに電話でお話をうかがった。
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まず気になったのは、“横浜の味”としてエビチリを選んだ理由。
成瀬さんによれば、中華街のイメージが企画の出発点で、その中から「老若男女問わず人気が高くて、プリッツそのものと味の相性が良かったので」エビチリをチョイス。
エビチリの味を表現するため、担当者は中華街を訪れてエビチリの食べ歩きを敢行。プリッツと相性の良さそうなチリソースのヒントを見つけ出し、研究所で試作を重ねてたどりついたのがこの商品なんだそうだ。
企画の過程では、マーボー味も候補に挙がったそうだが、「辛いモノが苦手な人が敬遠する可能性を考え、誰にでも人気のあるエビチリを選びました」とのこと。
マーボー味もちょっと食べてみたい気もするが、どちらも辛みのある味の濃い料理。こういう味がプリッツとマッチするようだ。
ちなみに、地域限定のプリッツはほかにもあるが、ほとんどがジャイアントサイズ。旅行に行った先で見つけたときのインパクトを重視しているからなんだとか。
ほかの地方限定商品では、“信州地区限定”や“東海地区限定”のように広い範囲の冠が付くのが通例だが、「この商品は神奈川県ではなく、横浜に特化したのものなんです」と成瀬さんが言うように、“横浜の中華”というフレーズがバンと載っている。
限定商品の中には発売を終了したものもあるが、コレは03年発売以来、変わらず売られ続けている。これは人気の証なのだ。