中古アパレルなどの撮影などを代行する「コンコルドフォト」、CSVデータ納品や白ラグ背景での撮影が可能に

コンコルドは8月31日に、同社が提供している中古アパレルやバッグ・服飾品の「撮影・採寸・加工・状態記載」代行サービス「コンコルドフォト」に、新機能として「CSVデータ納品」と「メルカリ用ラグ背景」を追加した。

最安1着600円台から依頼できる

「コンコルドフォト」は、中古アパレルやバッグなどをネット販売する際に、商品を送るだけで面倒な撮影業務を行って出品してくれるサービスで、事業者はもちろん、副業で中古アパレルやバッグなどをネット販売する個人でも利用できる。

標準のプランで、採寸や状態の記載まで行ってくれるほか、背景の白抜き加工にも対応する。利用者は、撮影機材や場所、スタッフなどを用意することなく出品可能となり、人件費や教育コスト、設備コスト削減につながる。また、プロに撮影を任せることで商品写真のクオリティを向上させられるとともに、業務時間に余裕が生まれ、業務の効率化とコア事業への集中によって、販売数や売上を増やせる。

一般的な撮影代行なら1着数千円以上かかるところ、「コンコルドフォト」なら最安で1着あたり600円台から利用できる。さらに、商品を発送するだけで1週間程度で撮影データが届き、あわせて発送した商品も返送されるので、実店舗で販売することも可能となる。

今回、新たに追加された機能のうち、「CSVデータ納品」では商品の採寸結果や状態のデータを、CSVデータで納品できる。商品ごとのテキストデータだけでなく、CSVデータも追加で納品されるため、システムに一括でアップロード可能となり、出品数が多い事業者にとっては業務の効率化につながる。なお、CSVの項目は自由に設定できる。

もう1つの新機能である「メルカリ用ラグ背景」は、従来白背景のみだった撮影において、フリマアプリ「メルカリ」でよくみられる白いラグを背景にした撮影が可能になる。毛足の長いラグを背景にすることで、光の陰影がわかりやすくなり、自然な影が出ることで高級感が増すため、購入者の目をひきやすい。

「コンコルドフォト」の税別の利用料金は、1着から利用できるスポットプランが1着あたり800円、20着以上の小規模プランが1着あたり最安で700円、100着以上の中規模プランが1着あたり最安で650円となる。なお、プランによっては最低利用数、最低利用期間が設けられている。