全国4000名の夜景鑑賞士が選んだ『第1回イルミネーションアワード』の授賞式が、12月20日に都内で開催。
記事「この冬絶対見たい!4000人の「夜景鑑賞士」が選んだ全国イルミネーションランキングBEST20」[https://ure.pia.co.jp/articles/-/19529]でも紹介したが、ノミネートされた150カ所から、総合エンタテインメント部門の第1位に選ばれたのは、ハウステンボス 光の王国(長崎県/佐世保市)、イルミネーション部門の第1位は、なばなの里 冬華の競演(三重県/桑名市)だった。
2部門合わせて20カ所が選ばれたが、受賞理由は多岐に渡り、それぞれの授賞者のスピーチからは、創意工夫のこだわりだけではなく、運営における熱意や苦労など、さまざまな思いが伝わってきた。
このランキングは、「夜景検定」をクリアした夜景鑑賞のプロである全国4000名の“夜景鑑賞士”が、2012年に実際に行って良かったと思うイルミネーションを投票で選出したものだ。
コメンテーターを務めた夜景観光コンベンション・ビューロー代表理事の丸々もとお氏は、「昨今、非常に多様化していて、一言でイルミネーションと言っても幅が広い。去年まではプロジェクションマッピングとイルミネーションが離れたところにあったが、今年はそれらを合体し、ひとつのエンターテイメントとして見せる施設も増えてきました」と近年の傾向について語った。
イルミネーションの装飾のみならず、映像、ライティング、アトラクション施設、関連イベントなどをトータルで評価する総合エンタテインメント部門の第1位となった「ハウステンボス 光の王国」について丸々氏は「毎年、非常に躍進されている。プロジェクションマッピングとイルミネーションの競演で、まさに今年の旬でした」と評価。
ハウステンボスの池上支社長は、マスコットキャラクターの「ちゅーりー」と共に来場し、「3年前に王国になりました。特に今年は、市内の夜景も素晴らしいです。賞をきっかけに、ハウステンボスに来ていただきたい」とアピールした。