9月14日に、プロ野球セ・リーグに所属する「阪神タイガース」は18年ぶり4度目のリーグ優勝を果たし、翌日から関西エリアの有名百貨店やスーパー、家電量販店などが優勝記念セールを実施した。家電量販店・オンラインショップのPOSデータを集計した「BCNランキング」のエリア別集計で確認したところ、優勝決定翌日の9月15日を含む9月第2週(9月11~17日)の週次データで、大阪圏(大阪・兵庫・京都)のノートPCの販売台数は前年を上回った。
18年ぶり阪神タイガース優勝! スマホ本格普及以来初!
9月第2週のノートPCの販売台数は、全国で見ると前年同月比104.9%、エリア別では、東京圏は同89.9%、名古屋圏98.2%、大阪圏172.5%、その他93.5%と、大阪圏は突出して、その他のエリアも比較的好調だった。
BCNランキングによると、薄型テレビ(液晶+有機EL)、デスクトップPC、タブレット端末も同様に、大阪圏は揃って前年超えだった。特に薄型テレビは大阪圏が前年同週比226.3%、全国でも同124.1%と前年に比べ大幅増を記録した。
阪神タイガースのオフィシャルスポンサーを務めるauじぶん銀行は、阪神電気鉄道本線「甲子園」駅に出稿する交通広告を、優勝決定後から10月中旬まで優勝を記念したものに差し替え、預入元本合計50万円まで、預入期間1カ月の円定期預金の金利を「18年ぶり優勝」にちなんで年1.8%(税引後年1.43%)に引き上げる「阪神タイガース優勝記念キャンペーン」を9月15日から開始している(10月20日まで)。18年ぶりとあって今回は特に注目を集めたが、阪神タイガースに限らず、プロスポーツチームの優勝を記念したセールやキャンペーンは、そのスポーツへの興味や応援するチームを問わず活用するとお得だろう。
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。