シーキューブが「廃材のおすそわけ」をスタート

建設工事の設計、施工、監理などを手がけるシーキューブは、家を建てるときに出る廃材を有効利用するため、端材やカットした材木などを自由に持ち帰りできる「おすそわけBOX」を最新の住まいづくりの情報を体験しながら学べるショールーム「体感Studio」に11月25日(本日)から設置する。

SDGsにつなげる

「家族の絆が生まれる家を創っていきたい」をミッションとするシーキューブでは、節電や省エネを叶える高い機能性に加え、デザインにも徹底的にこだわり、住宅施工例コンテスト「LIXILメンバーズコンテスト」では2014年から22年まで連続で受賞している。

今回、注文住宅からリフォームまで幅広く建設事業を行う中で施工後に必ず出てしまう廃材について、エコの観点からも処分ではなく何か有効利用できればとの考えから木材が必要な人へ無償提供することを決定。おすそわけBOXを設置することとなった。

おすそわけBOXを置く体感Studioは、理想の住まいを実現させる3つのポイント「暑さ寒さ対策」「命を守る災害対策」「トータルコスト」について理解できる“体感型リノベーションスタジオ”として、10月に大阪府八尾市にオープンしたショールーム。

「おすそわけ」という言葉には、家を建てた顧客だけでなく、誰かの笑顔につながればとの想いを込めている。おすそわけBOXで譲る廃材は、端材、カットした材木、少し汚れがあって使用できないフロアー材など。日曜大工やDIY、子どもと一緒に工作用として利用できる木材を無料で持ち帰ることができる。

同社では、新たにスタートするおすそわけBOXを通じて、SDGsにつなげていく。