洋服の青山、回収した衣類をリサイクルしたウールチェスターコートの販売を開始

青山商事は11月29日から、衣類の製造時に出る端材や残糸に加えて、同社が購入者から回収した衣類をリサイクルして開発した、ウールチェスターコートを「洋服の青山」全店の店頭、および公式オンラインショップにて販売している。サイズはS/M/L/LL/3Lの5サイズで、価格は3万7290円。

今回、販売が開始されたウールチェスターコートは、衣類の製造過程で発生する落ちワタや切れ端といった残糸を再度繊維にした反毛に加えて、同社が回収したスーツなどの一部をリサイクルした生地を使用したサステナブルな製品となっている。

表生地には、バージンウールを使用する際に必要となる染色工程がほとんど不要なので、通常の生地と比較して水の使用量を約79%、CO2排出量を約86%削減できる。

裏地には、廃棄されたペットボトルをリサイクルした再生ポリエステルを使用するとともに、サトウキビやトウモロコシから作られた植物由来の釦を採用するなど、エコ素材にこだわった。

デザインは、裾に向かって広がるAラインシルエットで、ゆったりとしたサイジングながら上品な印象を与えるチェスターコートとなっている。

同社は、1998年から「下取りサービス」として不要になったスーツやドレスシャツ、レディスアイテムなどの回収を店頭にて行っており、2023年10月からは「洋服の青山」に加えて「スーツスクエア」と「ザ・スーツカンパニー」を含む全国726店舗にリサイクリングBOX「WEAR SHiFT(ウェアシフト)」を設置する。

さらに、2018年からは近年の全国的な自然災害の激甚化・頻発化を受けて、店頭で回収したスーツなどの一部をリサイクルした防災毛布を作製しており、2019年から自治体に寄贈している。

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