(上段左から)岩崎大昇、那須雄登、金指一世(中段左から)森迫永依、山崎玲奈、柳美稀(下段左から)有馬自由、伴美奈子、楠見薫、星田英利

 「美 少年」の岩崎大昇と那須雄登、金指一世が主演を務める、舞台「トンカツロック」が4月19日から大阪松竹座ほかで上演されることが発表された。

 本作は、自分の信念に従って守るべきものを守ろうとする真っすぐで熱き男たちと、りりしく美しい女たちの姿を描いた青春群像劇。初演は坂本昌行、長野博、井ノ原快彦によるユニット「20th Century」の3人が主演を務め、人を傷つけ自分も傷ついた過去を抱えながらも再生し、今を必死に生きていく若者たちを好演し、心に訴えかける演技で大きな話題を呼んだ。

 今回の公演では、約20年の時を経て、昨年初の単独全国アリーナツアーの開催や単独初主演舞台「少年たち」を成功させるなど、今もっとも勢いのあるグループ「美 少年」の岩崎、那須、金指が、先輩たちの演じた作品の歴史を継ぐ。

 岩崎は、「まずは、以前に20th Centuryの皆さんが演じられていた舞台『トンカツロック』を、僕たち3人に任せていただけたことを、とてもうれしく思います。僕にとって、お芝居のみの舞台は今回が初めてになります。不安もありますが、すごくワクワクしています。那須、金指と一緒に、少しでもたくさんの方を笑顔にできるよう全身全霊で臨んでまいります」とコメント。

 那須は「舞台のお芝居について学びたいと思っていたところに今回のお話をいただき、とてもうれしかったです。同時に、過去20th Centuryの御三方が演じられていた年が、ちょうど僕の生まれ年ということもあり、不思議な巡り合わせを感じました。岩崎、金指と3人で連携を取りつつ、稽古の段階から良い雰囲気を作っていきたいと思います。皆さんの心をユーモアで包み込めるようなすてきな作品をお届けします。精一杯頑張りますので、お楽しみに!」と意気込んだ。

 そして、金指は「舞台「トンカツロック」への出演が決まったときは、率直にうれしかったです。かつて僕たちの大先輩である20th Centuryの皆さんが演じていた舞台ということもあり、今から緊張と楽しみな気持ちでいっぱいです。そして、僕たち3人の新たな化学反応も楽しんでいただけたら幸いです。皆さまに満足いただける楽しい舞台を作れるよう全力で頑張ります!」と思いを寄せた。

 舞台は、4月19日~26日に大阪松竹座、5月4日~19日に都内・新橋演舞場、5月23日~27日に名古屋・御園座、6月1日~2日に石川・本多の森 北電ホールで上演。