BCNは1月22日、全国の主要な家電量販店、パソコン専門店、ネットショップから収集した実売データ「BCNランキング」にもとづき、1年間の累計販売数量が最も多かった企業を部門ごとに表彰する「BCN AWARD 2024」の受賞社を発表した。
「双眼鏡」部門を新設 「液晶テレビ(4K以上)」部門でトップ交代
「BCN AWARD」は、家電量販店などから集計している実売データ(POSデータ)をもとに、部門(ジャンル)ごとに年間販売数量累計1位の企業を表彰する制度。25回目となる「BCN AWARD 2024」の対象期間は2023年(1月1日~12月31日)で、ハードウェア88部門44社、ソフトウェア23部門12社、合計111部門で56社が受賞した。
今回から新たに「双眼鏡」部門を新設。また、従来の「PND」部門は現在の市況に即して「カーナビ」部門へと変更した。
初受賞は、双眼鏡部門のケンコー・トキナー、交換レンズ部門のシグマ、PCカメラ部門のティーピーリンクジャパン、モバイルWi-Fiルーター部門NECプラットフォームズ、ホームWi-Fiルーター部門のシャープ、液晶テレビ(4K以上)部門のTVS REGZA、BD・DVDプレーヤー部門のパナソニック、ワープロ・エディタソフト部門の日本マイクロソフト、文書管理ソフト部門のアドビ、サウンド関連ソフト部門のAHSの10社。
【「BCN AWARD 2024」の受賞社一覧】
また、デジタルカメラ(ミラーレス一眼)ではソニーが2年ぶりにシェア34.0%でトップに立ったほか、KVM切替器部門ではサンワサプライが10年ぶり、ワイヤードスピーカー部門ではエレコムが6年ぶり、デジタルビデオカメラではソニーが3年ぶりにNo.1に輝いた。このほか、デジタルカメラ(レンズ一体型)部門でキヤノン、インクジェットプリンタ部門でエプソン、DTM関連機器部門でヤマハがそれぞれ2年ぶりにBCN AWARDを奪還した。
BCN AWARDの創設以来、25年連続でBCN AWARDを受賞した企業と部門は下記の通り。
バッファロー(LANカード部門)/ワコム(ペンタブレット部門)/日本マイクロソフト(OS部門、統合ソフト部門、データベースソフト部門、表計算・グラフソフト部門、プレゼンテーションソフト部門)/弥生(業務ソフト部門)/ソースネクスト(葉書・毛筆ソフト部門)