この唐揚げうどんを目当てに行列ができる。写真は「唐揚げ香味ネギソース」1200円。

奈良県は樫原市。浮孔(うきあな)駅から徒歩10分の距離にある『情熱うどん 荒木伝次郎』は、連日地元客や遠方から訪れるお客で賑わう、行列店だ。お昼時は訪れた人の9割が子どものこぶし大ほどもある唐揚げにかぶりつく。2010年にこの店をオープンさせた店主の荒木裕介さんは、日本唐揚げ認定協会のカラアゲニスト(?)として、唐揚げメニューに力を入れてきた。

うどん&唐揚げの最強コンビネーション

人気メニューの唐揚げランチには、大きな唐揚げ5つ、うどん、ご飯、サラダが付く。唐揚げの存在に目を奪われがちだが、それに負けないのがコシのある、伸びやかなうどんだ。大阪の人気店『讃州』で修業した荒木さんの麺が下支えするからこそ、この豪快なコンビネーションが成り立つ。

一度口にすれば、うどん好き、唐揚げ好きの心をガッチリとらえて離さない。

『情熱うどん 荒木伝次郎』

住所/奈良県橿原市新堂町146-1 ヤングプラザ1階

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