苦手な場所ランキングは3位「海や川、池などの水辺」2位「側溝・マンホールやグレーチングの上」1位「動物病院近辺・保健所前」となり、診察を受ける上での愛犬の許容範囲についても調査しました。

株式会社PLAN-B(本社:東京都港区、代表取締役:鳥居本 真徳)が運営をするINUNAVI(いぬなび)(https://inunavi.plan-b.co.jp/)は全国の犬の飼い主200人を対象に「○○するならこの犬種」に関するアンケートを実施しました。 ▼本記事 わんちゃんが屋外で好きな場所・苦手な場所ランキング【飼い主200人アンケート】 https://inunavi.plan-b.co.jp/column/favorite_place/



調査結果まとめ


・犬が屋外で一番好きな場所の1位は「公園」70人と、2位「自宅敷地内の屋外」39人に大きく差をつけた。

・犬が屋外で一番苦手な場所の1位は「動物病院近辺・保健所前」21人で、2位「側溝・マンホールやグレーチングの上」16人と小差に。

・動物病院の診察の許容範囲は「注射や採血」「口の中に手や薬を入れる」「おしりで体温測定」が約半数、「どれも許容できない」27人という結果に。

わんちゃんが屋外で一番好きな場所は3位「散歩コース」2位「自宅敷地内の屋外」1位「公園」



■愛犬が屋外で一番好きな場所は?
1位:公園:70人
2位:自宅敷地内の屋外:39人
3位:散歩コース:16人
4位:ドッグラン:13人
5位:海辺・川辺:9人
6位:草むら:8人
7位:芝生の上:7人


【8位以下の回答】※多い順に記事
電柱や壁の近く(4) / 駐車場(4) / 車(3) / 外ならどこでも(3) / 日向ぼっこができる所(3) / ガレージ(2) / 動物病院(2) / 落ち葉の多い所(2) / ペットホテル(1) / ドッグプール(1) / 犬小屋(1) / 友達わんちゃんの家(1) / 犬がたくさんいる所(1) / 木の根元(1) / 犬の幼稚園(1) / 隣家の敷地(1) / 特に無い・外出を嫌がる・外に出さない(7)

愛犬が屋外で一番好きな場所の1位は「公園」70人でした。

公園には適度な自然があり、広々としていて解放感があるからと考えられます。

また、ほかのわんちゃんに会うことができたり、いろいろな人や物を見ることができて、わんちゃんにも楽しい場所と言えるでしょう。

とは言え、公園でリードを外すのはマナー違反であるのはもちろん、思わぬ事故やトラブルに遭う危険性もあるため、ノーリードにしないようにしてください。

わんちゃんが屋外で一番苦手な場所は3位「海や川、池などの水辺 」2位「側溝・マンホールやグレーチングの上 」1位「動物病院近辺・保健所前」



■愛犬が屋外で一番苦手な場所は?※複数回答
1位:動物病院近辺・保健所前:21人
2位:側溝・マンホールやグレーチングの上:16人
3位:海や川、池などの水辺:13人
4位:車通りが多い所:12人
4位:人通りが多い所:12人
6位:他の犬がいる所:11人
7位:噴水や水道・ホースなど水回り:9人


【8位以下の回答】※多い順に記載
ドッグラン(7) / 道路(7) / 水たまりのある所(6) / 工事現場などのうるさい所(5) / 歩道橋や橋など高い場所(5) / 砂利道・砂地などアスファルトでない所(5) / 自宅の敷地内(4) / 暗い夜道(4) / 玄関(4) / 車の中(2) / 子どもがいる所(2) / 車の近く(2)/ 外自体が嫌い(2) / 公園(2) / 日陰(2) / 雨の日の外(2) / 駅(1) / 救急車がよく通る所(1) / 犬小屋の中(1) / 踏切(1) / 狭い道(1) / 動物園(1) / 大自然(1) / 見慣れない場所(1) / 自転車置き場(1) / ホームセンター(1) / 真夏のアスファルト(1) / 他の動物の気配のする場所(1) / 自宅から外に出る瞬間(1) / トンネル(1) / 階段(1) / 駐車場(1) / 苦手なところはない(33) / 外に出さないからわからない(2)

愛犬が屋外で一番苦手な場所の1位は「動物病院近辺・保健所前」21人でした。


動物病院や保健所はワクチン接種で毎年必ず訪れることから、近くに行っただけで「痛いことをされるのでは?」と、ドキドキしてしまうのかもしれません。

実際、2021年に行った調査では、70.0%の飼い主さんが「動物病院を嫌いだと思う」と回答しており、同年の別の調査でもわんちゃんの嫌いな言葉ランキングの2位に「病院」が挙がったほどです。

動物病院はワクチン接種のほか、避妊・去勢手術、健康診断、病気やケガの治療などさまざまな面でお世話になることから、行くことを避けられない場所ではありますが、近辺に行くことも苦手というのは、動物病院での経験をよく覚えていることや近くに動物病院があることをわかっているということで、わんちゃんには申し訳ないですが感心してしまいますね。

また、2位にランクインした「側溝・マンホールやグレーチングの上」は、わんちゃんの色の見え方から穴が開いているように見えてしまい、避けようとするわんちゃんが多いと言われています。足裏が敏感なこともあり、怖くて痛い場所という認識なのかもしれません。

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診察の許容範囲はどこまで?「どれも許容できない」わんちゃんは約1割



■愛犬が許容する診察(処置)はどこまで?※複数回答
※ハードルの低い順
・足を触る:168人
・胴体に触る:163人
・耳を触る:137人
・目の周りを触る:128人

・注射や採血:98人
・口の中に手や薬を入れる:94人
・おしりで体温測定:92人
・どれも許容できない:27人
・わからない:2人


動物病院では、獣医師が診察や処置のためにわんちゃんの身体を触りますが、「どれも許容できない」と回答した飼い主さんは27人おり、獣医師や看護師の苦労がうかがえます。

こうして見てみると、足や胴体に触られることは我慢できるわんちゃんが多いですが、「注射や採血」「口の中に手や薬を入れる」「おしりで体温測定」といった、わんちゃんにとって「実害」があることは許容しにくいのかもしれません。

確かに、わんちゃんはどうして動物病院に行くのか、治療されるのかを理解できず、ただ嫌なことをされていると思ってしまうのは仕方がないことでしょう。

実際のコメント
「どれも許容できないです。動物病院に定期的に通っていたわけではなく、知らない場所に連れて行かれたと思ったら痛いことばっかりされたから」(女性 / 30代 / ミックス犬飼い主)

「さすがに注射となると、獣医を睨みつけているからです」(女性 / 40代 / チワワ飼い主)

「注射や採血は暴れ方が違う」(男性 / 40代 / 雑種飼い主)

「お尻に体温計を入れられるのがとても嫌だったようで、足が震えていました」(女性 / 40代 / 雑種飼い主)

「診察台に乗ると、すぐに抱っこを求めて来るので、病院で触れられるのが苦手みたいです」(女性 / 30代 / チワワ飼い主)

「異物や機器を近づけられるのが嫌い」(女性 / 30代 / 柴犬飼い主 )

「注射で痛い思いをしてから怖がるようになりました」(男性 / 20代 / ミニチュアダックス飼い主 )

「基本的に外に出るのが苦手だったので、病院やカットなどいつもと違う場所に行くと、吐いたり下痢をしたりしていた」(女性 / 30代 / ダックス飼い主 )

「帰り道、露骨に元気がない おやつを食べるまで戻らない」(女性 / 20代 / ミニチュアダックス飼い主 )

「とにかく病院は嫌がります 診察台に乗ると毎回プルプル震え出し腰が引けてます」(女性 / 40代 / 柴犬飼い主 )

「注射は気付いていないから平気だが耳を触られると逃げようとする」(女性 / 40代 / グレートピレニーズ飼い主 )

「動物病院へ行く途中で雰囲気で気づいてしまい、行ってくれない ついても中に入ろうとせず対抗される すごい大変」(女性 / 40代 / コーギー飼い主 )

「おしりを触ると怒るが、それ以外は特に拒否している様子はないから」(女性 / 30代 / ミニシュナ・ハスキー飼い主 )

「人が好きなので基本的な体の部分を触られるのは平気です おしりで体温測定や採血はイレギュラーな感覚なのか驚いて固まるので得意ではないと思います」(女性 / 20代 / ミックス飼い主 )

わんちゃんによって診察で嫌がることは違いますが、1歳未満のわんちゃんではまだ皮膚が張っているので皮下点滴などが特に痛い傾向があることや、狂犬病の注射は痛いため、どうしても嫌な思い出になってしまうのかもしれません。

しかし、

「全部大丈夫です なぜかは知らないんですが、異様に獣医にもなついているからです そのうえ、検査が終わってもなぜか帰りたがらないのです」(男性 / 30代 / 柴犬飼い主 )

といった病院好きなわんちゃんもおり、実際我が家の先代犬も15歳で入院するまで病院が大好きでした。入院後は「置いていかれるのでは」という不安が強くなり病院が苦手になってしまいましたが、そうした何かきっかけで好きになったり嫌いになったりするもかもしれません。

わんちゃんが好きな場所はともかく、苦手な場所には何らかの理由があります。

「側溝・マンホールやグレーチングの上」や「海や川、池などの水辺」は無理に行かせることは危険なので避けた方がいいですが、動物病院はそうもいきませんね。

苦手なわんちゃんは少しでも動物病院嫌いが克服できるように、獣医師にも協力してもらいおやつ作戦などを実践してみましょう。

▶本記事では動物病院が苦手な理由や克服方法をご紹介しています。

この記事について


▼本記事
わんちゃんが屋外で好きな場所・苦手な場所ランキング【飼い主200人アンケート】
https://inunavi.plan-b.co.jp/column/favorite_place/

▼調査概要
アンケート内容:「愛犬の好きなもの嫌いなもの」に関するアンケート
調査方法:インターネット調査
対象:全国の10代~60代の犬の飼い主さん200人(女性149人 / 男性51人)
アンケート実施期間:2023年12月15日~12月20日

■回答者の属性
【女性:149人】
・10代:1人
・20代:32人
・30代:63人
・40代:35人
・50代:16人
・60代:2人

【男性:51人】
・10代:1人
・20代:8人
・30代:11人
・40代:16人
・50代:9人
・60代:6人

■わんちゃん情報
【愛犬の犬種】※複数回答、多い順に記載
トイ・プードル(34) / 雑種(32) / 柴犬・豆柴(24) / チワワ(23) / ダックス(ミニチュア・カニーンヘン)(23) / MIX犬(13) / ウェルシュ・コーギー・ペンブローク(10) / シー・ズー(9) / ヨークシャー・テリア(6) / ポメラニアン(5) / ミニチュア・ピンシャー(5) / シェットランド・シープドッグ(4) / フレンチ・ブルドッグ(3) / マルチーズ(3) / ミニチュア・シュナウザー(3) / ゴールデン・レトリーバー(3) / ラブラドール・レトリーバー(3) / キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル(3) / ビーグル(3) / ジャック・ラッセル・テリア(2) / ボーダー・コリー(2) / パピヨン(2) / ビション・フリーゼ(2) / ペキニーズ(2) / 紀州犬(2) / パグ(1) / 秋田(1) / 狆(1) / グレート・ピレニーズ(1) / 甲斐犬(1) / バーニーズ・マウンテン・ドッグ(1) / 日本スピッツ(1) / イングリッシュ・セッター(1) / ジャーマン・シェパード(1) / シベリアン・ハスキー(1) / アフガン・ハウンド(1) / オーストラリアン・シェパード(1)

【愛犬の年齢】※複数回答
1歳未満(5) / 1歳(10) / 2歳(16) / 3歳(14) / 4歳(15) / 5歳(21) / 6歳(15) / 7歳(18) / 8歳(13) / 9歳(13) / 10歳(17) / 11歳(11) / 12歳(8) / 13歳(9) / 14歳(10) / 15歳(11) / 16歳(14) / 17歳(4) / 不明(9)

【愛犬の性別】
・避妊済みの女の子:64人
・去勢済みの男の子:55人
・未去勢の男の子:51人
・未避妊の女の子:30人

■会社概要
株式会社 PLAN-B
大阪本社:大阪市西区新町 1-28-3 四ツ橋グランスクエア 6階
東京本社:東京都品川区東五反田2-5-9 CIRCLES with 島津山 3階
会社ホームページ:https://www.plan-b.co.jp

<運営メディア>
エラベル:https://elabel.plan-b.co.jp
INUNAVI:https://inunavi.plan-b.co.jp
カジナビ:https://kaji-navi.plan-b.co.jp
PINTO!:https://service.plan-b.co.jp
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