戦中写真アーカイブ化プロジェクトイベント

毎日新聞社(代表取締役社長:松木健)は31日に、毎日新聞のカメラマンが戦時中に撮影した写真を、東大生が最新のテクノロジーを使って紹介し、主に子どもたちに平和について考えてもらうイベントを開きます。東京大学大学院情報学環・渡邉英徳研究室、京都大学・東南アジア地域研究研究所との共催によるイベント「ミライ世代と読む戦中写真~データを紡いで平和につなぐ~」です。場所は東大構内の福武ホール(東京文京区)で入場無料。若干ですが、まだ席に余裕があります。ご興味のある方は事前申し込みのうえ、お越しください。




■申し込みはこちらから
https://forms.gle/RrYuUQFpPxNSygzW6

<戦中写真アーカイブ化プロジェクト>
毎日新聞大阪本社には日中・太平洋戦争期に海外で特派員が撮影した写真やネガが6万点以上保管されています。終戦直後、軍部は、戦争責任追及の「証拠」になることを恐れ、新聞各社に焼却命令を出しました。しかし、当時の写真部員はこれにあらがい、地下の金庫室に隠すなどして今日まで守り抜きました。これが「毎日戦中写真」です。

毎日新聞社は2022年、戦中写真アーカイブ委員会(委員長:末次省三執行役員)を発足させ、東大、京大とともに戦中写真をデジタルアーカイブ化する共同研究プロジェクトをスタートさせました。終戦80年の2025年には同アーカイブを公開し、若い世代が平和について考える機会やツールをつくることを目指しています。

今回のイベントもこのプロジェクトの中間報告として開催しますが、タイトルにある通り、未来を担う子どもたちに戦中写真とテクノロジーの融合を通じて、平和について考える機会を提供したいと考え、100人を超える小学生親子らをご招待しています。

<当日の主な内容(予定)>
毎日新聞社×東大×京大共同研究の進ちょく報告

東大生が「戦争と動物」をテーマに制作したデジタル作品の発表

自身の3Dアバターが戦中写真の中を歩く「戦災VR」体験

戦中写真から切り出した要素を使って平和の絵を描くワークショップ体験

質疑応答



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<主なイベント概要>
【日時】2024年3月31日(日)13:00~16:00
※ ワークショップや戦災VR体験は12:30~16:30
【会場】東京大学情報学環・福武ホール(東京都文京区本郷7-3-1)
【第一部】
・毎日新聞社戦中写真アーカイブ委員会による共同研究進ちょく報告
・東京大学大学院渡邉英徳研究室メンバーによるコンテンツ発表
・「戦中写真とデジタルヒューマニティーズ」中村覚・東京大学史料編纂所助教
【第二部】
・毎日新聞社戦中写真アーカイブ委員会による戦中写真の特徴報告
・「先端テクノロジー×戦中写真×Z世代」渡邉英徳・東大大学院情報学環教授
・「戦中写真は語る 兵士のいる風景と現代の景観」貴志俊彦・京大東南アジア地域研究研究所教授
【参加費】無料
【主催】毎日新聞社 戦中写真アーカイブ委員会
    東大大学院情報学環 渡邉英徳研究室
    京大東南アジア地域研究研究所
【協力】株式会社PocketRD

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