韓国出身の人気ユニット、東方神起が28日、東京国際フォーラム ホールAで新アルバム『TREE』(3月5日発売)の購入者限定イベントを開催、2回公演で1万人を沸かせた。
約4か月ぶりの来日イベントで、ふたりはファンとの再会を喜び、「日本のファンの皆さんに会いたくて戻ってきました。めっちゃうれしいです!」(ユンホ)と笑顔。しかし、今月初めにユンホが練習中に右足首の靭帯を負傷し、全治2~3週間のケガを負ったことから、松葉杖をついてのイベント進行に。ユンホは「自分でも知らないうちに勝手に足がすべちゃって」と話し、足首をクイッと曲げて謝らせるポーズで「申し訳ございません!」とジョークを交えて謝罪。当初、ダンス曲『Something』も披露する予定だったが、急遽楽曲を変更。「かっこいいパフォーマンスを見せたかったのに残念です」(ユンホ)と悔しさをにじませながら、スツールにかけて、アルバム収録の壮大なバラード曲『TREE OF LIFE』と、『In Our Time』を熱唱した。
同アルバムは、発売初週で22.5万枚を売り上げ、オリコン週間アルバムランキングで初登場1位を獲得。ふたりは「木みたいに地道に成長して生きたいという気持ちを込めました」(チャンミン)、「皆さんのパワーが“東方神起の木”の栄養剤になって、大きな木になってほしい」とアルバムに込めた思いを語った。
この日は、『Something』のミュージックビデオのメイキング映像も公開。ユンホの前にチャンミンが跪きながら何やらお願いしている様子に、チャンミンは「プライベートなことを聞いたんですが、結局教えてくれないんです!」とこぼすと、ユンホは「男は秘密が多いほどが魅力的です」とニヤリ。そんなユンホにチャンミンは「魅力的になればなるほど、僕との距離が遠くなります」と毒づき会場を沸かせた。また、美女に囲まれての撮影で満ち足りた表情を見せていたチャンミンは、「ついつい笑っちゃいます。死んでも良いって思ったくらい。超キレイだった…」と振り返っていた。
その他、東方神起が負けると抽選で10名にサイン入りポスターが当たる黒ひげ危機一髪のゲームも行われ、大盛り上がりのイベントとなった。
4月22日からは神奈川・横浜アリーナを皮切りに全国11か所29公演のツアー「東方神起 LIVE TOUR 2014 ~TREE~」を開催。久しぶりにアリーナ公演もあることから、ユンホは「皆さんとの距離も近いので、コミュニケーションが取れるライブがしたい」。「生々しいライブになりそう」というチャンミンに、ユンホは手足をタコのようにゆらゆらさせながら「生々しい東方神起を期待してください!」と笑いを誘った。
最後に、ユンホは「僕のケガを心配してくださいっていると聞いて、『ユンホは元気ですよ』というメッセージを伝えたくて冗談をやったりました。ツアー前に皆さんにあたたかいパワーをたっぷりもらったので、ライブの準備をホントにヤバく! 全力で頑張ろうと思います」と意気込みを語った。