~ 松戸市の公共施設34カ所にステーションを設置し、電動アシスト自転車で移動が可能に! ~

OpenStreet株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:工藤 智彰、以下「OpenStreet」)は、千葉県松戸市(市長:本郷谷 健次)と「松戸市シェアモビリティ事業に関する基本協定書」を締結し、モビリティプラットフォーム株式会社(本社:埼玉県さいたま市、代表取締役社長:石井 敦、以下「モビリティプラットフォーム」)を協力事業者として、2024年4月17日から「HELLO CYCLING」のプラットフォームを活用した「MaaS Cycle」のシェアサイクリングサービスを開始することをお知らせします。市内の回遊性向上や、近隣自治体との往来の利便性向上を図るとともに、「地域の活性化」「環境負荷の軽減」「健康促進」「災害時の交通機能の確保」など、さまざまな社会課題の解決に寄与する新たな移動手段としてサービスを展開していきます。


OpenStreetは、「移動をもっと楽しく、自由に。」をミッションに掲げ、どこでも借りられて好きな場所で返せる電動アシスト自転車や電動サイクルなどのシェアリングサービス「HELLO CYCLING」を展開しています。現在、電動アシスト自転車の6種類に加えて特定小型原動機付自転車に分類される電動サイクルを提供しており、通勤や通学、買い物やお出かけなど、幅広い場面での移動手段として、約310万人のお客さまにご利用いただいています。全国約8,000所以上にステーションを設置し、車両台数は3万5,000台を超えています。

松戸市は、6路線23駅ある鉄道網に代表されるように、交通利便性の高さが特徴の一つです。松戸市都市計画マスタープランでは、都市づくりの方針として「誰もが楽しく快適に移動できる都市」を掲げており、その具体的な施策として「新たな移動手段の検討」を進めています。

モビリティプラットフォームは、埼玉県を中心とした関東エリアでカーシェアリングサービス「MaaS Car」、「HELLO CYCLING」のプラットフォームを活用したシェアサイクリングサービス「MaaS Cycle」を展開しており、これから益々発展・多様化していくパーソナル・モビリティ領域でシェアリングサービスの拡大・拡充を目指しています。
この度、市内の回遊性向上や、近隣自治体との往来の利便性向上を図るとともに、「地域の活性化」「環境負荷の軽減」「健康促進」「災害時の交通機能の確保」などを目的に、OpenStreetと松戸市は協定を締結し、モビリティプラットフォームを協力事業者として「HELLO CYCLING」のプラットフォームを利用したシェアサイクリングサービス「MaaS Cycle」などを活用したシェアモビリティ事業を開始するに至りました。シェアサイクル事業は、松戸市役所本庁舎、公園、市営駐輪場など市内の公共施設34カ所から運用をスタートし、徐々に拡大していきます。

ご利用にあたっては、「HELLO CYCLING」アプリをダウンロードいただき、無料会員登録後、ステーションの検索や、自転車の予約から決済までを簡単に行うことができます。また、アプリの地図上に表示されているステーション(全国約8,000カ所、2024年4月時点)であれば、全国どこでも貸し出しや返却が可能で、使いたいときに、使いたいだけ、便利に利用することができます。松戸市近隣の三郷市、葛飾区、市川市、船橋市などにも「HELLO CYCLING」のステーションがあるため、市を跨いでの移動も可能です。

OpenStreetは今後も、安全にご利用いただけるマルチモビリティのシェアリングサービスの提供を通じて、移動の利便性向上や暮らしやすいまちづくりの促進を目指します。


左:電動アシスト自転車、右:スマートロック

■主なステーション設置場所

ステーション設置場所の詳細は、こちらをご覧ください。

松戸運動公園
森のホール

■連携協定の概要
1. 目的
市内の回遊性向上や、近隣自治体との往来の利便性向上を図るとともに、「地域の活性化」「環境負荷の軽減」「健康促進」「災害時の交通機能の確保」など、さまざまな社会課題の解決に寄与する新たな移動手段としてサービスを展開していくこと。


2. 役割(一部抜粋)
松戸市
・ステーション用の公有財産の確保
・事業実施に係る関係事業者との調整
・事業に関する市民への周知および広報
・公用でのシェアモビリティ活用の検討

OpenStreet
・シェアサイクルプラットフォームとなるアプリケーション、システムおよび付随する機器類の提供
・事業実施および継続のために必要な関係事業者との調整
・各種データの収集、整理および松戸市への提供

■協力事業者の役割(一部抜粋)
モビリティプラットフォーム
・実証実験の実施に係る施設および器材の整備、維持管理並びに実施期間終了後の原状回復
・実証実験の運営
・実証実験の実施に係る違法駐輪対策
・ステーション公有財産以外でのステーションの確保

■松戸市シェアサイクルオープニングセレモニー
2024年4月17日に、松戸市役所にて「松戸市シェアサイクルオープニングセレモニー」を開催しました。松戸市の本郷谷健次市長をはじめ、モビリティプラットフォーム 代表取締役社長 石井氏、OpenStreet代表取締役 工藤が出席しました。

松戸市の本郷谷市長は、「社会が大きく変化していく中で、自宅付近あるいは街の中で人が動く時代になっているため、公共交通も時代にあった形に変化させる必要がある。SDGsを意識した地球にやさしい手段を色々と模索してきたが、自転車は健康にも良く、個人が所有する時代から使いたい時に使うというシェアする時代にも合っている。行政としても進めるべき事業だと考えているため、みんなでシェアする仕組みを使ったまちづくりに取り組んでいきたい」とコメントしました。

モビリティプラットフォーム 代表取締役社長 石井氏は、「松戸市民の皆様にとってシェアサイクリングが安心・安全・快適なサービスとして定着していけるよう事業を推進していく。既に34カ所所の用地をご提供いただきステーションの設置が完了しているが、市民の方々から認知され、使いやすいと言っていただける水準にはまだまだ及ばない。ステーション数を早急に拡大し、利便性を向上させていきたい。松戸市内のみならず近隣の自治体にも広げていくことで回遊性が増すので、周辺地域でもステーション開発を進めていく」とコメントしました。

OpenStreet 代表取締役 工藤は、「松戸市とはシェアモビリティ事業ということで、高齢化が進む中で自転車以外の小型電動モビリティなども導入できる形の協定となっている。立ち上げ当初から85%の割合で駅にステーションを設置している自治体の事例は初めて。交通結節点にステーションを設置することが大切なため、とても良いスタートダッシュだと思う」と導入にあたり意気込みを述べました。



■「HELLO CYCLING」の利用について
ご利用にあたっては、「HELLO CYCLING」アプリのダウンロードが必要です。アプリで無料会員登録後、ステーションの検索や、自転車の予約から決済までを簡単に行うことができます。また、アプリの地図上に表示されているステーション(全国約8,000カ所、2024年4月時点)であれば、全国どこでも貸し出し・返却が可能で、使いたいときに、使いたいだけ、便利に利用することができます。
料金:利用開始30分130円、延長100円/15分、1,800円/12時間

※ご利用車体/エリアによって料金が変更となる可能性がございます。ご利用前にご確認ください。
※利用方法についてはアプリ又は「HELLO CYCLING」のホームページをご覧ください。
HELLO CYCLINGホームページ(https://www.hellocycling.jp/
HELLO CYCLINGアプリダウンロード(https://www.hellocycling.jp/app/openapp
OpenStreetについて
OpenStreetは、自転車活用推進法の後押しやユニークな水平分業型の地域パートナーモデルにより国内最大級のシェアサイクルプラットフォームである「HELLO CYCLING」および、スクーターや超小型EVのシェアモビリティプラットフォーム「HELLO MOBILITY」の展開を通じてラストワンマイルにおける多様な移動手段を提供し、MaaS促進を目指します。
https://www.openstreet.co.jp/
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