オーストリアのメゾンがメット・ガラの為にクチュール・ドレスを制作するのは今年が初めて



ニューヨーク(2024年5月7日)- Swarovskiは、クリエイティブ・ディレクターのジョバンナ・エンゲルバートのビジョンを反映した唯一無二の5つのクチュール・ルックで、2024年のメット・ガラのレッドカーペットに登場し、2024年春夏キャンペーン・キャストでフレンズ・オブ・ザ・ハウスを務めたカーリー・クロス、イリーナ・シェイク、イマーン・ハマム、アノック・ヤイとともに輝きを放ちました。

Swarovskiのオートクチュール界における長い伝統は1890年代のパリに遡り、今日までもSwarovskiクリスタルはメット・ガラの最も印象的なレッドカーペット・ルックをその煌めく魅力で彩ってきました。オーストリアのメゾンがこの日のためにクチュール・ドレスを制作するのは今年が初めてとなります。

ジョバンナ・エンゲルバートは、J・Gバラードの短編小説に登場する魅惑の庭に見られる自然の要素にインスパイアされた5つのユニークなアンサンブルで、今年のメット・ガラのテーマである「Garden of Time」のドレスコードに応えました。129年の歴史を持つSwarovskiの芸術性とサヴォアフェールを表現したクチュールコレクションは、精密にカットされた何十万個ものクリスタルに、複雑なジュエルや刺繍が施されています。Swarovskiの喜びにあふれるハウスカラーである、グリーン、ピンク、イエロー、ブルー、ホワイトを基調とし、Swarovskiのシグネチャーであるシリーズの精巧に作られたジュエリーが、輝きに満ち溢れたドレスと調和していました。

ジョバンナ・エンゲルバートのコメント 「私のビジョンは、ミューズたちが魅惑のクリスタル・ガーデンで見つけた自然の要素を体現し、彼女たちのドレスが私たちのジュエリーと融合し、変化を起こしてひとつになることでした。ファッションとポップカルチャーにとって重要なこの瞬間に、Swarovskiのエレガンスと贅沢さだけでなく、自然の美しさと陽気なスピリットを表現したかったのです。」

カーリー・クロスは「Garden of Time」に魔法をかけるクリスタルの「花」を体現しました。SwarovskiのFlorereとMilleniaシリーズのジュエリーをあしらった刺繍入りのピンクのドレスは、まるでお揃いのフラワーデザインのジュエリーにマッチするように変身したかのようでした。シルクジャージーのガウンには18万個のライトローズ・クリスタルが刺繍され、7人の職人が225時間かけて制作しました。その砂時計のような美しいシルエットは、ピンクの花と花びらの花輪に包まれ、クリスタルで飾られたコルセットによって強調されています。そのコルセットは60,500個のクリスタルと75個のFlorereジュエリーをふんだんにあしらい、5人の職人が1,600時間をかけて制作しました。

イリーナ・シェイクは、制作に200時間を費やしたクリスタル・メッシュのクチュール・ドレスで「風」を表現しました。 体にぴったりとフィットしたルックは、光が彼女の体をかすめるような錯覚を生み、元素の流動的な動きと、この世の物とは思えない極めて優美な性質を想起させます。このモデルの輝きは、特注のMilleniaチョーカーとイヤーカフ、HyperbolaとMilleniaブレスレットの重ねづけによって、より強調されています。

アノック・ヤイはアイスブルー、サファイア、アクアマリンのクリスタルがきらめくフューチャリスティックなチュールのキャットスーツで「水」を表現しました。98,000個のクリスタルで装飾された透け感のあるシルクのチュールから作られたこのキャットスーツは、肌に直接クリスタルが輝いているような錯覚を起こさせるもので、8人の職人が130時間以上かけて制作しました。ラボラトリー・グロウン・ダイヤモンドを使用したSwarovski Created Diamondsコレクションの "Galaxy "シリーズから、1,050個のSwarovski Created Diamonds(7種類のカットが施され、総重量は156.62カラット)をあしらったドラマチックな1点もののネックレスが、アノックの装いを引き立てています。

イマーン・ハマーンはSwarovskiのGemaコレクションにインスパイアされたクリスタライズド・ケープと、ゴールド・クリスタルをミックスしたサテンのコラム・スカートからなるゴールドのツーピース・ルックで「太陽」を表現しました。6つのカットと5つの色調をミックスした3,456個のクリスタルをあしらったケープは、7人の職人が14日間かけて制作したものです。サテンのスカートには10万個のクリスタルが刺繍されています。イマーンの輝きは、ゴールドの色調を基調とした複雑なGemaのジュエリーで、より一層引き立てられています。

ジョバンナ・エンゲルバートは、ウィーンの画家グスタフ・クリムトの風景画にインスパイアされたエメラルドグリーンのシルクサテンのドレスに、複雑なビーズを施し「自然」を体現しました。ビスチェにはグリーンのまるで破損したかのような形のMilleniaクリスタルが何列にもちりばめられ、ドレスにはグリーンのGemaジュエリーが刺繍され、ペリドット・グリーンのクリスタル・メッシュにフェードイン。職人がグリーンの濃淡の2万個のクリスタルと3万5千個のビコン(双円錐)ビーズを刺繍するのに900時間以上かかっています。ジョバンナはSwarovskiのSublimaのジュエリーとおそろいのクリスタルをあしらったグローブでドレスアップしました。

アフター・パーティでは、Swarovskiのミューズたちがブランド・カラーのグリーン、ピンク、イエロー、ブルーのクリスタル・メッシュのミニ・ドレスで登場しました。

オーストリアのメゾンは、卓越した職人チームと協力し、5つのクチュール作品に何十万個ものクリスタルとジュエルを使用し、装飾と刺繍を施しました。Swarovskiのきらめくガウンは、何週間もかけて細部までサヴォアフェールを施し、まるでジュエリーが放つ光のようにメット・ガラのレッドカーペットを彩りました。

Swarovskiとクチュール
Swarovskiは約130年にわたり、ファッションにグラマラス、ファンタジー、モダニティをもたらしてきました。1895年のSwarovskiの誕生は、オートクチュールの黎明期と重なっています。パリで最初のクチュリエたちが世界的に認知され始めた頃、創業者のダニエル・スワロフスキーは彼らのアトリエを訪れ、クリスタルの新しいカットやカラー、新鮮なインスピレーションを提供しました。Swarovskiの完璧なクリスタルは、精密なカッティングと太陽光や夜空の自然美を融合させ、魅惑的な魅力を放っていました。やがてSwarovskiはファッション界を魅了し、デザイナーたちはクリスタルを使って奥行きや質感を出したり、色彩や反射、輝きを加えたりして、衣服やジュエリー、アクセサリーを最高にラグジュアリーなものに仕立てました。現在においてもニューヨーク、ロンドン、ミラノ、パリでコレクションを発表するデザイナーたちは、まばゆいばかりの輝きを放つSwarovskiのクリスタルを愛用し続けています。

Swarovskiについて
1895年から続く光の魔術師
Swarovskiは、非の打ちどころのない品質とクラフツマンシップで、手に取る人に喜びをもたらし、それぞれの個性を讃える美しい製品を生み出しています。1895年にオーストリアで設立されたSwarovskiは、世界最高級のクリスタルやSwarovski Created Diamonds、ジルコニア、ジュエリー、アクセサリー、ホームデコレーション、自動車用のクリスタル・デコレーションのデザイン、製造、販売を行っています。Swarovskiクリスタル・ビジネスは世界150以上の国と地域において約 2,300 の直営店舗と 6,600 の販売拠点を持ち、16,600 人の従業員を擁しています。Swarovskiクリスタル・ビジネスは、姉妹会社であるSwarovski Optik(光学機器)、Tyrolit(研磨剤)とともにSwarovskiグループを形成しています。人々と地球との責任ある関係に寄与することは、Swarovskiが継承してきた伝統です。今日、このレガシーはバリューチェーン全体にわたるサステナビリティ施策に根ざした循環型イノベーションに重点を置き、多様性、インクルージョン、自己表現を支持しています。Swarovski財団の慈善活動においては、環境と社会にプラスの影響をもたらす慈善団体を支援しています。
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