Google、AI機能をさらに強化したスマートフォン「Google Pixel 8a」の先行予約を受け付け中

Googleは5月8日に、スマートフォンの最新機種となる「Google Pixel 8a」の先行予約受け付けを、Googleストアにて開始した。カラーは、Aloe、Bay、Procelain、Obsidianの4色。Googleストアでの価格は7万2600円。発売は5月14日で、NTTドコモ、KDDI、沖縄セルラー、ソフトバンクからも発売される。

Google ストア価格は7万2600円

「Google Pixel 8a」は、最新のGoogle Tensor G3チップを搭載し、従来機種である「Google Pixel 8」や「Google Pixel 8 Pro」と同様に、Gemini、ベストテイク、音声消しゴムマジックといったAI機能を数多く備えている。

本体デザインには、丸みを帯びたエッジ、マットな背面、アルミフレームを採用するとともに、手になじむように改良されており、滑りにくく、水滴やほこりに耐えられる、高い耐久性を実現した。さらに、「Actua」ディスプレイは「Google Pixel 7a」と比較して40%明るく、120Hzの高速リフレッシュレートによってスムーズなスクロールを可能にしている。

本体背面には64メガピクセルのメインカメラと13メガピクセルの超広角カメラ、本体前面には13メガピクセルの広角カメラを搭載し、AI機能とGoogle Tensor G3チップによって、写真や動画をさらに楽しめる。

AI機能のうち、「ベストテイク」は類似写真を組み合わせることで誰もが納得できる写真を作り上げることが可能で、数回のタップでカスタム編集やスタジオ品質の補正を使用でき、明るさ補正や背景の調整、被写体の移動なども可能な「編集マジック」、風、人混み、その他の騒音といった気になる音を簡単に削除できる「音声消しゴムマジック」も備えている。

ほかにもカメラ機能としては、最大8倍の超解像度ズーム、消しゴムマジック、夜景モード、ボケ補正といった機能を搭載し、従来機種と同様にリアルトーンを備えており、写真や動画においてすべての人の肌の色合いを正確に再現する。

Geminiは、内蔵型AIアシスタントとして、外出中でも文字を入力したり、音声入力したり、画像を追加したりといった方法で活用が可能となっており、アイデアをブレインストーミングしたり、お礼のメッセージを書いたり、旅行の計画を立てたりするのにも役立つ。拡張機能を使えば、メールの要約や未読メールの確認にも対応し、Google アシスタントからオプトインすることで、電源ボタンの長押しなどからGeminiを起動できるようになる。

ほかにも、アプリを切り替えることなく検索が可能な「かこって検索」、AIを活用した「Google Pixel 通話アシスト機能」(通話スクリーニング、代わりに待ってて、クリア音声通話)、「保護者による使用制限」機能、より強化されたセキュリティ機能を搭載し、今後は音声絵文字の展開も予定している。

6.1インチOLEDディスプレイ(解像度1080×2400)、メモリ8GB、128GBのストレージを搭載し、バッテリ駆動時間は通常使用で24時間以上、「スーパーバッテリーセーバーモード」使用時は最大72時間の駆動を実現した。OSはAndorid 14で、OS、セキュリティ、Feature Dropのアップデートを、7年間にわたって提供する。サイズは幅72.7×高さ152.1×奥行き8.9mmで、重さは188g。

なお、Googleストアにて5月21日までに「Google Pixel 8a」を予約購入・購入すると、次回以降のGoogleストアでの買い物で使える、2万円分のストアクレジットがもらえる、発売記念キャンペーンを実施している。