作家・伊坂幸太郎氏の小説『ガソリン生活』(2016年3月刊)は、仲良し家族とその愛車の冒険を描くミステリーで、朝日文庫で長く版を重ねる一冊です。このたび新たに作成した愛らしい写真全面帯が巻かれて、全国書店に並びます。伊坂幸太郎さん自ら「自分の作品の中で、読後もっとも幸せな感動を味わえる小説だ」と語る一冊。解説は『水車小屋のネネ』の津村記久子さんです。


作家・伊坂幸太郎氏による長編小説『ガソリン生活』は、2016年3月の刊行以来、続々と版を重ねる朝日文庫のロングセラーです。本作は、次々訪れるピンチに立ち向かう望月ファミリーの奮闘が、一家の愛車・緑のデミオを語り手として綴られたユニークで愛らしい家族小説にして、第一級のミステリーです。伊坂幸太郎さん自ら「自分の作品の中で、読後もっとも幸せな感動を味わえる小説だ」と話す一冊で、解説は、本屋大賞2位で話題の『水車小屋のネネ』著者・津村記久子さんです。
このたび本書の大重版出来と合わせ、新たにチャーミングな全面帯が完成しました。当時読者の方からも人気のあった本作単行本版カバー写真のアザーカットを蔵出しし、作品の愛らしい世界が表現されています。全国書店に順次並びますので、これを機に、魅力あふれるミステリーである本作にぜひふれてみてください。

新帯の全面

ガソリン生活帯なし書影


◆本の情報
伊坂幸太郎『ガソリン生活』
レーベル:朝日文庫(朝日新聞出版刊)
判型:文庫判
定価:858円(本体780円+税10%)
ページ数:528ページ
ISBN:9784022648068
https://publications.asahi.com/product/17834.html
※新帯を確実にお買い求めいただきたいときは、書店店頭でご確認いただくか、「2024年5月の新帯付きで」と添えて最寄書店あるいはASA(朝日新聞販売所)にてご注文ください。

【本のあらすじ】
聡明な弟・亨とのんきな兄・良男のでこぼこ兄弟がドライブ中に乗せたある女優が、翌日急死! 一家はさらなる謎に巻き込まれ……!? 車同士が楽しくおしゃべりする唯一無二の世界で繰り広げられる仲良し家族の冒険譚! 愛すべきオフビート長編ミステリー。解説・津村記久子。
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