モバイルバッテリシェアリング「ChargeSPOT」、短時間でのバッテリ返却を促進すべく7月に料金改定を実施

INFORICHは7月1日9時から、同社の運営するモバイルバッテリシェアリング「ChargeSPOT」の、料金改定を実施する。同料金改定によって、短時間でのバッテリー返却を促進し、より多くのユーザーが効率よくバッテリーをシェアできる環境づくりを目指す。

定額プランの月額料金は据え置き

「ChargeSPOT」の月間レンタルは3月に約160万回に達しており、週末の都心部などには需要がピークに達する時間帯にバッテリ需要がピークに達する時間帯にバッテリが不足する事態も発生していた。

同社は、これまでもバッテリの供給量を増やすとともに、偏在解消を強化するといった対応を行ってきたが、さらに利便性を向上して必要な人に必要なタイミングで効率よくバッテリが行き渡るようにすべく、今回の料金改定によって最低料金を1時間未満で330円とする。

現行の料金プランでは、「30分だと短すぎて返却が間に合わない」といった意見が寄せられていたほか、6割超のユーザーが1~2時間以内にバッテリを返却している。そのため、今回の料金改定では30分以上1時間未満の利用を現在の360円から330円に変更することで、短時間での利用に対してよりメリットが感じられる設定にする。

また、緊急時だけでなく日常的な利用の簡便性を促進すべく、定額制の「ChargeSPOT Pass」は料金を据え置く。同プランでは、1時間以上の利用でも120時間まで390円なので、コストバリュー高く利用できる。