能登半島地震でも活躍したウォーターチェンジャー「バイオランドリー」、国内でのレンタルを開始
ユニトライクは5月20日、能登半島地震の被災地支援でも使用している水再生装置ユニット型ウォーターチェンジャー「バイオランドリー」のレンタルを開始すると発表した。
発生から4カ月の現在も断水が続くエリアで使用
同社は、能登半島地震の発災直後から「バイオランドリー」を使用した生活用水や手洗いなどの支援活動を開始し、石川県では七尾市、輪島市、珠洲市、志賀町、富山県では氷見市の5市町村へ、「バイオランドリー」計12台を15カ所へ無償提供している。
うち3台は、地震の発生から4カ月が経過した現在も断水が続いている地域で使用されているという。
この実績が認められ、東京都が主催する国際イベント「SusHi Tech Tokyo2024」にて「バイオランドリー」が展示。5月12~26日の開催期間中は、太陽光のみでイベント会場(シンボルプロムナード公園)の手洗い水を微生物で浄化して、繰り返し使っている。
「バイオランドリー」は建設業界でよく使われているトイレカーとも接続できることから、5月22~24日の期間に幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催される「第6回 建設・測量生産性向上展(CSPI-EXPO 2024)」にて展示されるほか、同展示会終了後に本格的な市場投入を開始し、建設現場やイベントへのレンタル展開を行っていく。
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