京都の和菓子屋『菓子屋 のな』の、あんバターチャバタ。

2022年頃からじわじわと注目が集まり、もはや定番化しているあんバターサンド。あんこの甘さにバターのコクという和と洋の組合せ。さらにコッペパンやバゲット、ブリオッシュなどの様々なパンの味わいが合わさり、そのおいしさと高カロリーへの背徳感がなんともいえない。2020年にオープンした京都の和菓子店『菓子屋 のな』で、あんこ玉「アントニオとララ」と並んで開店以来、看板商品であり続けるのがあんバターチャバタだ。

軽やかなあんバターチャバタ、季節の商品も。

老舗和菓子店で経験を積んだ名主川千恵さんと元イタリア料理人の高行さんのご夫婦がつくるあんバターチャバタは、ふかっとした優しい味わいのチャバタに、上品な甘さのこし餡、バターのコクとくるみの香ばしさのあと、ラムレーズンが爽やかに香る。しっかりとボリュームはあるのに、後口が清らか。もしかしたらそんなにカロリーが高くないかも!? と錯覚させるほど、軽やかな味わいだ。

季節によってはイチゴや柑橘類を合わせたあんバターチャバタも登場するので、季節の和菓子と合わせて、こちらもぜひ。

『菓子屋 のな』

住所/京都市下京区醒ヶ井通万寿寺角篠屋町75

※こちらの記事は、関西の食のwebマガジン「あまから手帖Online」がお届けしています。

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